文字の強さが押し寄せてくる!――視覚的にも・音的にも。そして意味的にも/『人生は単なる空騒ぎ』鈴木敏夫著(角川書店)


とにかく本が大好きなので、
友人が精魂込めて編集している本が出来上がったと聞くとものすごくテンション上がります。二重に三重に、本当に嬉しい。

でも、ついつい忙しさにかまけて本HPで紹介することを怠ってきてしまいましたが、今年はマメにご紹介したいと思ってます。

本年第一弾は、こちら!!
スタジオジブリの名プロデューサーとしてあまりにも有名な鈴木敏夫さんの『人生は単なる空騒ぎ』(角川書店)です!!

うううむ。Yさん。
こんなすごい本作ってたのか…

実は、まだしっかりと拝読する前なのです。
しかし、全体をざっくり拝見し、その構成にさすが…と思わず頭が下がりました。

鈴木さんの来し方を、「文字」という角度から新鮮に、ど直球に、丹念に、サービス精神マックス注入で、構成している……。

……愛だなあ。本質をしっかりとつかむ、ということはもちろんのことですが、それをより読者にお伝えするために、編集者は格闘します。そんな編集者の凄み・機微は細部に宿る、と私は思うので、こういう「諦めない」構成は、まさに編集者の愛なのだと、思っているのです。だって本当に大変なんですもの~!Yさん、本当にすごいよ~!

*****

鈴木さんはもともと編集者としてもものすごいお方で、私は雑誌はあまり通っていないと思っていたのだけれど、よく考えたら鈴木さんが編集長を務めておられた『アニメージュ』だけは買っていたんでした。
毎月夢中になって隅から隅まで読みこんでいた。

ーーーそう、そうだった!!!

と、いきなり10代の時のことを強烈に思い出しました。

この本は、アニメや漫画ファン、映画ファンはもちろんですが、編集者必読じゃないかと思います。編集者時代に書いたという、映画の企画書や、制作作業行程表がカラーで掲載されていたり(手書き!!)、新聞広告のラフや、ポスターラフなどなど(これまた手書き!)なんかもカラーで掲載されてます。
このような貴重なものを見られるなんて、なかなかないですよね。

仕事のできる人のラフ、
あるいは校正ゲラの赤字を拝見するのが、一番勉強になる。

と、私は痛感しているので、このような貴重なものを拝見できるなんて、とものすごく得した気分です。

もちろん、鈴木さんの文章もたくさん載っていますよ!
そしてもちろん「書」。これまたとにかく強くて味があって、ステキです。

そんなわけでして、皆様。
ぜひお手に取ってくださいね~!

私は今の山場を越えたら、じっくりと拝読したいと思っています。
仕事がんばります!

(むとう)

2018年、新年のご挨拶。


新年あけましておめでとうございます!!
旧年中は、本サイト及び代表・武藤をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました!

一年経つのがあっという間過ぎて、毎年驚いている気がします。

2017年も、本当にあっという間でした。

しかしこの「あっという間」は自分にとっては、とてもいい意味の「あっという間」だったように思います。

例年ですと、自分の力不足に苦しみ、人間関係に悩み、くよくよし……

そんな負荷を感じながらの「あっという間」なんですが、昨年はそんなことも感じつつも、それ以上に、何だか充実した楽しい一年だったような気がするのです。

微力なことにはかわりありませんが、自分なりに満足できるお仕事をさせていただくことができました。

畠山健二先生の『本所おけら長屋』シリーズが、累計50万部突破されたことも、
五木寛之先生のご本を続けて2冊刊行することができ、重版を重ねられたことも、
本当に嬉しいご褒美でした。
私の力なんてなきに等しいのですが、そう言った素晴らしい作品に関わらせていただけたことが、とにかく誇らしく、ジンワリとありがたく……
さらに、荒山徹先生の歴史小説『白村江』が、歴史時代作家クラブ作品賞を受賞されたことも、とにかくものすごくうれしかったです。

そして、自分のために時間をつくれたのも良かった。

2017年は、少しでも時間ができたらとにかく旅をする、と決めたんですが、十分に実行できました。特に印象的だったのは…

大阪・奈良、
対馬・壱岐・博多・宗像、
長野・戸隠、
津島・名古屋・伊勢・鳥羽・伊良湖、

への旅です。
上の地名は、実は自分の中ではすべて関連し、繋がっているんです。
仕事にダイレクトにかかわらないかもしれませんが、自分にとってのライフワークにコネクトしていく大切な旅になりました。

そして今年です。

2018年も、2017年にスタートできた、「自分なりの大きくて小さな旅」を続けていきたいと思っております。

仕事ももっともっと、面白がっていきたいですし、
先生方にもっともっと、楽しく本を書いていただけるよう全力を尽くしたいと思います。
そして、自分自身のライフワークも、しっかりと歩を進めていきたいと思っております。

本サイトでもささやかながら、そんなことをご報告していきたいと思っております。
どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます!

ありをりある.com 編集長
武藤郁子 拝

「鳳凰の声を聴け」


仕事柄、ただひとり、ひたすらに机に向かうことが多いのですが、
何日間も閉じこもって仕事をしていると、世界がどんどん狭まってくるように思い、だんだん悲しい気持ちになってきます。

今日みたいないいお天気の休日にこもっていると特に…^^;

そんな時には、A老師の揮毫を拝見すると、気持ちが落ち着いてきます。
ちょっとカジュアルで恐縮ですが、一番目に入る机の正面にぺたりと貼らせていただいてるんですね。

以前大変お世話になっている先生にお供して、A老師をおたずねした際に、ご案内くださったNさんが、師の揮毫を印刷されたとのことで、わけてくださったものなんです。

A老師の柔らかで優しい物腰は、私のような門外漢でも一瞬にしてその大きさを感じ取れてしまうような方でした。全く詳しくないですが、禅僧の理想のお姿を見たような気がしたものです。

「聴鳳」

恥ずかしながら、正しい意味を分かっているわけではありません。
でも、この何とも言えない美しい文字を見ていると、世界が広がっていくような心地がするのです。

「鳳」とは、鳳凰の「鳳」ですが、「聴」とあるからには、「聴く」ということでしょう。「聴く」としたら〈鳳凰の声〉か、あるいは鳳凰の鳴き声から律を定めて造られたという竹の笛《鳳笛》のことでしょうか。

姿が見えなくても、声〔音〕は聴こえます。
たとえ、孤独でもその声は聴こえてくるはず。聴こえないのは、自分が聞きたくないからなのではないか、と。

「鳳凰の声を聴きなさい」
――見えているもの、自分でわかることだけがすべてではない。
もっともっと大きなものが世界にはある。
その豊かさを、大きさを感じなさい。

……と。

私にとっては、そんな意味に思えてくるんですね。

そうすると、なんだかちょっと安心するんです。

そんなわけでして、本日ももう少し仕事がんばります。
そして夕方は剣道のお稽古に行くぞ~!おーー!!!

 

信州の聖地・戸隠神社の「宣澄踊り」にちょっとだけ参加させていただきました!


オーストリアから帰省中の友人と旅に行こう!という話になった時、「いかにも日本な場所がいいな」、そんなふうに考えて、ふと思い浮かんだのは、信州は戸隠。

そんなわけで、戸隠(と長野善光寺)に行ってきました~!

ここのところお天気が良くないので、ちょっと心配していましたが、奇跡のように行く先々で回復。思いがけない出会いも重なり、素晴らしい旅になりました。

いやあ、ほんと。
私ったら、旅に出ると本当にツイてるんですよ。
われながらもってるなあ、と言わざるをえません。今回もそんな幸運の連続でした!

(写真:戸隠神社中社)

修験者でTVディレクターという異色のご経歴を持つMさんのお声掛けにより、宿泊先のご主人のご手配をいただき、戸隠神社中社の「宣澄(せんちょう)踊り」に参加させていただいちゃいました。

今回の旅では、思いがけない幸運がたくさんありましたが、中でもこの「宣澄踊り」に参加させていただいたことが最も大きな幸運でした。


宣澄踊り」とは、室町時代に実在し、不遇の死を遂げた「宣澄」阿闍梨(あじゃり)という天台系の大先達(だいせんだつ)を偲ぶお祀りです。
お酒好きだったという宣澄さんを偲び、みんなで踊ってお酒を飲む……。戸隠修験にとってとても大切なお祭りなんだそうです。
長野市無形文化財だそうですよ。

いつもは中社の横にある「宣澄社」の前の建物で行うそうですが、建物が修復中とのことで、近くにある集会所(?)で開催。

この踊りの特徴は、修験にとって大切な数字「七」を意識しているとのことで、「七拍子」を多用すること。そして、「足を払う」動作があること。北信濃一体の様々な踊りのおおもとになっているんだそうです。

私と友人も、お酒をいただいて、さらに踊りも教えていただき、踊りの輪の中に入れていただいちゃいました!いやあ、ほんと楽しかった~!

保存会の皆さんのアドバイスをもとに、翌日には、火之御子社、宝光社、中社、奥社、九頭竜社すべて拝観できました。お天気も良くなって、鏡池にも行けましたし、何から何までカンペキ。
〔写真:奥社・随神門)

しかし、今回はとにかくアウトラインをなぞっただけな気がします。とにかく時間が足りない!もっと時間をゆっくり滞在しなくては…と強く思いました。ぜひまた近いうちに参拝したいと思います。

最後になりますが、保存会の皆様、突然の参加に快く応じてくださってありがとうございました!ぜひまたお詣りに行きます~!

そして、一緒に連れて行ってくださった、宿のご主人、そしてお声かけてくださったMさん、改めて御礼申し上げます!

(むとう)

6月23日は「慰霊の日」――沖縄に思いを馳せる日


沖縄県民、そして沖縄を愛する人はよくご存じだと思いますが、今日は「慰霊の日」です。

太平洋戦争でアメリカ軍が沖縄に上陸、「沖縄戦」を開始したのが1945年4月1日。
6月23日に、日本帝国陸軍第32軍司令部が自決したことをもって、組織戦の終結とし、「慰霊の日」として、アメリカ施政下にあった琉球政府が定めた記念日です。

1972年に本土復帰となり、一度法的根拠を失いましたが、1974年に沖縄県が条例で、改めて「慰霊の日」と定めたとのこと。沖縄県では、この日には、死者を弔い平和を願う式典が開催され、各局各新聞で特集・特番が組まれます。

しかし、私は沖縄に通うようになるまで、この記念日を知りませんでした。

それも偶々、この時期に沖縄を旅したことがあり、町中が祈りに包まれている様子を見て、それで知ったんです。そんな大切な日を私は知らなかったのか…と、心の底から自分にがっかりしたことをよく覚えています。

「終戦の日」は、8月15日。これは皆さんよくご存じかと思います。

しかし、あの悲惨過ぎる沖縄戦が終わったとされる日、「6月23日」のことは、沖縄以外にいますと、知らないままでいることも多いと思います。

でも、私は、知ることができました。
以来、この日は私にとって「沖縄を思う日」になっています。

何ができるというわけではありません。
しかし、「知る」ということ、「忘れない」ということ、「思う」ということが自分にできる唯一のことではないかと思います。

あの美しい島の大地には、今も、真っ白な悲しい骨がたくさん埋もれているのです。そのことを思いたいと思います。

どうか、どうか、魂の安からんことを。

2017年、新年のご挨拶。


2017onenga明けましておめでとうございます!
今年の元日はいいお天気でしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、さっそく私事で恐縮ですが、振り返りますと2016年は、とても実りの多い年だったように思います。おこったこと全てが大切なことばかりだったのですが、中でも特に印象深かった事を挙げさせていただきますと…

畠山健二先生の『本所おけら長屋』(PHP文芸文庫)シリーズ、ついに30万部突破したこと
2巻からお手伝いさせていただいております大人気シリーズが、第7巻にしてついに30万部を突破しました!年末にかけても重版に次ぐ重版で、畠山健二先生のご苦労がいよいよ実を結んでいくのだわ、と身が震える思いでおりました。

五木寛之先生のご本を無事刊行。重版できたこと
またまた、お手伝いするようになって約四年、3冊目にあたる五木寛之先生の『ただ生きていく、それだけで素晴らしい』(PHP研究所)も無事刊行していただき感無量。刊行して2カ月で3刷がかかって、胸をなでおろしました。

BE-PAL(小学館)さんで『日本の秘境』特集を執筆させていただけたこと
書き仕事のほうでもまた楽しいお仕事をさせていただけました。「日本の秘境」とは、まさに大好物なテーマ!!大好きな場所の数々に取材させていただけて、大変ではありましたが、とても楽しいお仕事でした。

2016年年始に旅したいと思っていた場所のほとんどに行けたこと
年始に「旅したい」とリストアップしていた場所が5カ所(沖縄、白山、会津、奈良、鳥取)あったのですが、そのうちの4カ所に旅できました~!さらにリストにはなかったものの、大好きな場所4つに行けたので、かなりなプラス収支。旅は私にとってエネルギーの源、今年も6カ所行きたい場所をリストアップしました。ぜひ100%の達成率を目指したいです。

昨年年末に、旅をするという目標以外にも、いくつか具体的な目標を立ててみました。さて、2017年、どこまで実現できるでしょうか。
ちょっと苦手なことにもチャレンジしようと思っております。我ながらなかなか大変そうだなと思うのですが、ドキドキワクワクする気持ちも同時に湧いております。昨年の失敗、反省を生かして、変化を恐れず、前を向いて一歩一歩歩いて行きたい、そう思っております。
どうぞ皆様、本年もご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

本サイトも地味ではありますが、私の根幹を支える大切な場所です。
今年もできるだけ記事をアップしていくよう頑張りたいと思っております。ぜひ覗きに来てくださいまし!

それでは、本年も引き続きのご愛顧、なにとぞよろしく お願い申し上げます!

ありをりある.com 編集長
武藤郁子 拝

file.127 茶杖藤村の「たばしる」


いちにちいちあんこ

11月の一週目に関西へ取材旅をしてきました。

今回の目玉はなんと言っても滋賀県は石山寺の、ご本尊特別ご開帳!
実は石山寺に行ったことがなく、ずっと行きたいと思っていたところに、ご開帳情報ときたので、これは行かねば、と思っていたのです。

そして今回は、なんとスペシャルアテンドが~!

タオルソムリエとして大活躍の、寺田元さんです!!!
→「タオルはまかせたろ.com」を運営されていますよ~!

編集をお手伝いさせていただいております『本所おけら長屋』シリーズの著者、畠山先生のお友達で、東京で何度かお目にかかる機会があり、「滋賀に来るときには声かけてね~」というお言葉を真に受けて、思い切ってお声かけたら、快くお付き合いくださいました!

石山寺から三井寺、西教寺へと、カンペキなるアテンドで、本当に素晴らしい一日を過ごさせていただきましたが、もちろん食べるもののセレクトもカンペキ!!

私があんこ好きだとご存じだったので、とっておきのあんこものをご馳走してくださいました。

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石山寺の門前にある甘味処「茶丈藤村(さじょうとうそん)」さんです!!
なんとこちらのご主人は、元さんの昔からのお友達とのこと。いいですねえ。地元ならではです!

迷うことなく元さんが注文されたお菓子の名前は「たばしる」。
おお!
それ、ガイドブックとかいろんなところで、拝見していて、ぜひ食べてみたかったあんこものです!!食べてみたかったんです~!やった~!!

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我慢しきれず、車の中でいただいちゃいます!
#さらに元さんに持ってもらっちゃった~w

お洒落なパッケージですね!
それにしても〔たばしる〕って名前が、ほんとステキ。
松尾芭蕉の「石山の 石にたばしる あられかな」の句からとった名前だとのことですよ。
20161114-3お店のHPを拝見しますと…
「釜あげ丹波大納言」とクルミを求肥でくるんでいます、とあります。あんこではなく、甘納豆のような、鹿の子のようなアズキがホワホワのお餅につつまれてる、というわけですね!
美味しそ~~~~!
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さっそくいただいてみますと、なるほど!
これは確かにあんこではない!!
しっとりとした甘納豆をお餅と一緒に食べてる感じ!
その中にかりっとクルミが効いてます。かけらのポーションが大きいので、存在感バッチリ。でもその大き目のクルミのかけらが一個だけしか入っていないので、クルミ過ぎない感じで、バランス絶妙。これ、細かく砕かないの正解。それぞれの食感とうまみを十分に味わうことができます。

甘味もほど良くて、アズキの風味が立ってます。深いけどさらっとしてる。
いいなあ。いくらでも食べられちゃいますよ~!

元さんが買ってくださった、6個入り。残った分は、翌日一気に食べきりました。甘味がすっきりしてるので、ほんと美味しい♪
幸せです~~!

元さん、本当に素晴らしい一日をありがとうございました!

茶杖藤村
http://sajo-towson.jp/sajo_towson/index.html

 

file.126 美鈴の『流鏑馬』


いちにちいちあんこ

20代から長年お世話になりっぱなしの、校正Nさん。
お電話ではいつもお話ししていますが、意外なことに、直接お会いしたことがないという、何とも不思議な状況だったのですが、ようやく、ようやくお目にかかることができました!

編集のお手伝いをさせていただいております、『本所おけら長屋』シリーズはずっと、Nさんに校正していただいてます。Nさんに見ていただいているというこの安心感たるや…
おけらシリーズになくてはならない大切なお方なのです。

そんな『本所おけら長屋』シリーズ第七弾の発売を記念して、9/15にサイン会+トークショーが開催されたのですが、そこにNさんにもおいでいただいたのです!
やっとご挨拶で来て、本当によかった!先生もお喜びでらっしゃいました!

そんなNさん、鎌倉のステキな和菓子をお土産にくださいました。
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ひゃ~!おしゃれ~~~!!
このパッケージ、めちゃくちゃ素敵です!

さすがNさん、そして鎌倉だなあ。洗練されてますよね!

20161002-2わわわ!
あけてもやっぱり素敵ですよ!
「流鏑馬(やぶさめ)」
とありますね。

ネットで調べてみましたら、 「美鈴」さん、上生菓子の名店とのことで、季節ごとにお菓子が変わるとのこと。いただいた9月は、鶴岡八幡宮の「流鏑馬神事」が行われるそうで、それにちなんだお菓子なんだそうです。ステキ~^^

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うっひゃ~~!
めちゃくちゃかわいい!!

きれいですね、うわあ。
弓矢をかたどってるんですね。

20161002-4包みを開いてみましたら、きれいな求肥が登場しました。
ほわっほわです!
右の黄色い方は、黄味あん(手亡豆+卵の黄身)を求肥に練りこんだものだそうで、左のほうは、小豆あんを求肥に練りこんだもののようです。
20161002-5 丁寧に裏ごしされた、上品なこし餡が求肥の風味と甘味になっています。
これは美味しい!

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きれいな黄色の求肥もパクリ。
お、これは…
卵の黄味のコクと、白あんの優しい甘味がその先に立ち上るような気がしますよ。
美味しいです!

そっか~~。
求肥も、美味しいものなんだなあ。
すみません、これまで求肥舐めてました。
ちゃんと作った求肥って、こんなに深くておいしいんだなあ。

美鈴さんは、季節ごとに種類が変わるそうなので、ぜひ練り切りをいただいてみたいですね!家が近かったら、ぜひとも通ってみたいお店です。さすが鎌倉だなあ。

Nさん、本当に美味しい和菓子ありがとうございました!
これからもどうぞよろしくお願いいたします~!

美鈴
https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14007757/

file.125  千本蕎麦の「まんじゅうの天ぷら」


いちにちいちあんこ

あっという間に月日が過ぎ、9月も今日で終わりです。

早い!早すぎる!!

山形から福島への旅も、返ってきてからもう17日たってしまいました。あちゃあ。
皆様にご報告したいことが、山盛りだというのに、なんてことでしょう。

さて、そんなわけでして、本日は福島で食べた美味しいあんこをご報告したいと思います。

あんこと言いながら、
…そう、お蕎麦屋さんです!

福島の会津地方では、美味しいお蕎麦と共に、なんと小さなおまんじゅうを天ぷらにし手だしてくれます。

20160930-3

友人が連れて行ってくれたこちらの「千本蕎麦」は、福島の名水30選にも選ばれた湧水「強清水」(こわしみず)の近くにあり、会津の皆さんに美味しいお蕎麦が食べられるお店として有名だそう。
会津でてんぷらの盛り合わせというと「ニシン、イカ、まんじゅう」が出てくることが多いんですが、その三点セットは、強清水の名物が発祥とのこと。こちらの千本蕎麦さんは、その元祖と言われるお店の一つなんだそうですよ!

それから、こちらでは納豆の天ぷらも名物だということなので、私は、お蕎麦の並盛に、納豆の天ぷらとまんじゅうの天ぷらを注文しました。

20160930-1奥に見えるのは、友人が注文した書き揚げです。
めちゃくちゃでかい!
お蕎麦もツヤッツヤですよ~!!わあ、もう絶対美味しいやつですよ!

20160930-2お蕎麦は、本当に見た目通りにバッチリ美味しかったのですが、いちにちいちあんこですので、主役はこちらです。

「まんじゅうの天ぷら」です!

会津地方の定番ですね!

20160930-4

私は、どうしてもデザートとして、一番最後にいただくんですけど、会津の人に伺うと、カテゴリーとしてはお総菜に入るみたいですよ。

小皿のお醤油に、ちょいちょいつけながら、合間合間でいただく……のかな?
いや、でも私はやっぱり食後にいただきたいな!

というわけで、するするとお蕎麦と納豆の天ぷらをいただき、最後にいただきました。でもしっかりお醤油は付けますよ♪
慣れてくると、お醤油は付けたほうが絶対美味しいんです!

こちらのおまんじゅうも、間違いないお味でした。しっかりと甘いこしあん。黒糖が仄かに香る皮にお醤油が塩気のアクセント。美味しいです!
しかし、罪深い組み合わせですよね。甘いあんこに、てんぷらの皮で脂もたっぷり。そこに塩分も投入ですもん。罪深いですが、罪深いものは、やっぱり美味しいんですよね。

千本蕎麦
http://senbonsoba.jp/

file.124 和菓子ぬまざわの「あけび最中」


いちにちいちあんこ

自前取材〔兼夏休み)で山形・月山山麓へと旅してきました。

古巣Y社の友人Sさんと、フリーディレクターの友人・Kさんと私の三人旅。Sさんは最近お仕事でも山形に来ているとのことで、ものすごく詳しいのです!
Sさんの素晴らしい人脈と情報を主軸に今回の月山は登山ではなく、月山山麓で山菜料理を食べたりお祭りを見たりする、という主要テーマになりました。いや~、本当に楽しかった!Sさん、素晴らしいアテンドありがと~!

実は数年前、羽黒修験の「擬死回生」ルートを体験してみたくて、羽黒山の宿坊に宿泊し、月山へ登頂、尾根を歩いて湯殿山へと下山したことがありますが、その際には、鶴岡市のほう、月山西麓からアクセスしましたが、今回は、南麓の西川町のほうへアクセスしました。

鶴岡もめちゃくちゃよかったんですが、西川町もよかったですよ~!

海側の鶴岡と、内陸の西川では文化もかなり違うように思いました。海のない埼玉に生まれ育った私としましては、西川は何となく馴染みのある空気があるような気が……。

さて、そんな町で早速購入しましたのは、こちら!

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「あけび最中」!!

実は西川のあたりでは、あけびの皮をお料理でよく食べるんだそうです。埼玉のあたりでは、あけびと言えば、皮より種のところのめちゃくちゃ甘いところをいただきますが、西川では甘いところは捨ててしまう、と聞きました。そして苦みのある皮を、ごま油で炒めたり、てんぷらにしたりして食べるそうです。確かに旅館では必ずあけびの皮料理を出してくださいましたが、ほろ苦くて癖になる味。お宿で食べて、すごく印象に残っていました。

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そんなわけで、道の駅で目にして早速購入!
あけびの形がなんとも可愛い最中です。
意外とずしりと重いですよ!おおお楽しみ~!
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割ってみますと、何と中は白あん!!
そして、何やら黒いものも入ってますが…、これはアズキですね!!アズキの甘納豆みたいなのが混ぜられてます!
これ、あけびの中身を再現しようとしてるんですね!
あけびは、バナナみたいな果実の中に、たくさんの黒い種が入っていますが、それがアズキということですね!?

白あんは、しっかりと練られてまして、ねっとりと濃厚ながら、手亡豆ならではの軽味のある美味しいあんこです。その中にアズキの味がちょっとアクセントで入ってる感じで、とても美味しい!

それにしても、デザインが可愛いのでちょっと小さく見えるかもしれませんが、ボリュームのほうもたっぷり。そういう意味でも大満足の一個です。

しかし、この製造されてる「和菓子ぬまざわ」さん、実は白鷹町にある和菓子屋さんでした。買った場所は西川町ですが、白鷹町、地図で見ますと、朝日連峰のほうの町で、けっこう遠い^^;。
パッケージに「頭殿(とうどの)」とありますが、これは朝日連峰の一つ「頭殿山」から来てるのかな?と思います。

これは、白鷹町のほうにも、いつか行ってみないといけませんね。
次の旅の課題ができました。
それにしても、山形はほんっとうに奥深いですね~!!

和菓子ぬまざわ
http://tabelog.com/yamagata/A0602/A060203/6006048/