おかげさまで累計68万部突破しました!大好評シリーズ第11巻発売!!『本所おけら長屋(十一)』/畠山健二著


編集のお手伝いをさせていただいている『本所おけら長屋』シリーズ、いよいよ満を持しての第11巻、発売になりました~!

ますます乗りに乗ってる畠山先生。
第11巻ももちろん、皆さんのご期待通りの泣いて笑って……先生ならではのサービス精神たっぷり全五話!どれもこれも素晴らしいお話ばかりになっておりますよ~~!

呑んだくれてすっかり仕事をしなくなった伝説の石工に、狛犬を彫らせるにはどうしたらいい?--万松の奮闘を描いた第一話「こまいぬ」。

女にもてる男になりたい一心で職を転々としているボンボンの弥太郎。次に憧れた職業はなんと岡っ引き!--第二話「といちて」

おけら長屋きってのいい女・お染には、人に言えない切ない過去があった……。第三話「ぬけがら」。

隠居した親方に昔の女を探してほしいと頼まれた八五郎。成り行きで心を座した男の子を預かることになって……。第四話「えんがわ」・第五話「らくがき」。

今回もどのお話もめちゃくちゃいいんですが、あえて個人的に一番ぐっと着てしまったお話をあげるとすれば、やはり第四話・第五話でしょうか(実はこの二話は、続きになっております)。

第四話で今回、小さな男の子が登場するんですけどもね。
八五郎さんと男の子のやり取りが、本当にいいんですよ~!

先生は、こういういとけない、けなげな存在を書かれたら、まさしく天下一品です!そして、その存在を全力で、時には身を捨ててでも守ろうとする大人たちがまた……。本当に素晴らしいのです。

人間っていいなあ。信じるってこういうことだよなあ。

そんなふうに思いながら、何度拝読しても、また涙ぐんでいる自分に少々呆れながら、編集させていただきました。

毎回同じことを申し上げてしまいますが、『おけら長屋』は、読む人によって一番好き!とおっしゃる作品が違います。
そして、読む時の心もちによってもかなり変わってきます。ぜひお手に取っていただいて、お好きなお話を探してみてくださいね!

そして、まだおけら長屋シリーズを読んだことがないという皆様。

「ちょっと疲れたな」と思ったら、『おけら長屋』を手に取ってみていただけたらと思います。そんな時に読んでいただきますと、
「うん。うん。人間捨てたもんじゃない。…明日は明日。また頑張ればいいよね」
そんなふうに、心の底から力が湧いてくるようなシリーズになっておりますよ~!!

ぜひぜひお手に取ってみてくださいね!

(むとう)