file.52 大くにの「波乗りまんじゅう」

いちにちいちあんこ

メリークリスマス!

ですねえ。みなさま。 今年のクリスマスはどのようにお過ごしでしょうか。

我が家では恒例の手作りケーキとチキンで食事会をして、姪っ子にプレゼントをあげて静かにもしみじみ楽しい一日を過ごすことができました。

洋菓子も大好きなので、毎日ケーキやら差し入れのクッキーやマカロンやスイートポテトを食べ続けまして、この三連休だけで、見事に体重も増加^^;。

さて、「そして」、というか「だけどやっぱり」、本日のいちあんこ。(懲りないワタクシ)

大くにさん@鎌倉の「波乗りまんじゅう」です!

実は先週、石田石造(女)センパイと、イシブカツで鎌倉に行ってきたのですが、材木座界隈にある安養院からの帰り道で、センパイに「このへんでは結構有名な和菓子屋さんだよ」と教えていただいたお店なのです。

お店の雰囲気はいかにも和菓子屋さんで、お客さんが出たり入ったり、絶えない感じです。

上生菓子をはじめ、どら焼き、豆大福、最中などいろいろあって目移りしてしまいます。うーん、何を買おうかな、と見てみると、ひとつだけとびぬけて雰囲気の違うパッケージを発見!

おおお、さすが鎌倉だわ~!湘南だわ~!

波乗りまんじゅう

波乗りまんじゅう!!??

ほかのお菓子は、上品な和菓子屋さんって感じのパッケージなのに…!このパッケージすごい!

こづち最中

(ほかの和菓子は例えばこんな様子。いたって真面目でいかにもなパッケージでしょう?)

悩んだ結果、この波乗りまんじゅうと最中を購入しました。

何しろこのイラストですからねえ。普通のお饅頭ではないだろうな、と思ったら、やっぱりそうです!

波乗りまんじゅう

なるほどねえ。やっぱり普通のお饅頭ではありません。パウンド生地の中に、コーヒー餡、もしくはアンズ餡がはいっているんですね。

コーヒー餡

こちらはコーヒー餡のほう。あんこは白あんにコーヒーが入った感じです。でも、これは和菓子というよりは洋菓子ですね。あんこも、コーヒー風味がついてるので、あんこ、というかんじではないかな…。

とはいえ、美味しいですよ!これだと、あんこ嫌いな人でも食べられると思います。

ちなみに写真撮るの忘れちゃいましたが、私にはアンズ餡のほうもが好みでした。もしどちらか、と言われたらアンズ餡をお勧めするかなあ。

干しアンズの甘味と酸味と食感が、この洋風の生地に合うんですよね。ちょうどいいアクセントになるって感じです。

大くに
http://www11.ocn.ne.jp/~ohkuni/

file.52 亀十の「松風」

 

いちにちいちあんこ

ここのところいい思いばかりしてそのうち罰が当たるんじゃないか…

そんなことを思ってしまいますが、昨晩もH山先生が、ご褒美に鰻をご馳走くださるというので、ウホウホと神田に赴きました。

さすが、食通のH山先生です。神田菊川という老舗の美味しい鰻をたっぷりご馳走いただいちゃいました。

さらに、さらにですよ!

「はい、これどうぞ」
と、なんと、お土産まで!!

「本日のは浅草ではかなり有名な、亀十の「松風」ってお菓子だよ」
松風
うわああ、あけていいですか!??と、うわずる私。苦笑しつつどうぞどうぞ、と言ってくださったので、鰻を待つ間に、封を開けてみちゃったりして。

「…こ、これは!!」
松風

これ、食べたことある!!!

遠い昔、15年ほど前のこと。銀座にギャラリーを持っているとある方のスタジオに行ったときに出していただいたお菓子だ!!!(食べ物の記憶力だけはちょっと気持ち悪いくらい衰えないワタクシ)

めちゃくちゃ美味しかったんですが、なにぶん緊張してましたし、すみませんこれなんて言うお店のお菓子ですか?なんてとても聞けず(若かった…)。しかし、この名前と味だけは記憶の底に眠っていたのでした。

「亡くなった、漫才の内海好江師匠が進物に愛用していたお菓子だよ」
と、先生。なるほど、名人は名物を知るってやつですか!

鰻を口いっぱい頬張りながら、これは明日のおやつで頂マース、なんて言って幸せな時間はあっという間に過ぎ去ったのでした。
anko20131219-3

そして、翌朝のおやつの時間。

見てください、この美しい包装を!

松風

おほほ~!
テンション上がるわ~!

松風

黒糖味の生地がふんわりしっとり、粒あんを包みます。この生地がまた美味しいんですよ|!蒸しパンとまんじゅうの皮の間くらいな感じっていうか。

松風

あんこはこんな感じです。

甘すぎない優しい味の粒あん。ふかふかしっとりの生地にあんこのアクセントがたまりません。

美味しい!!

これなら何個でも食べられちゃいます。結構大きいんですけど、食べてみるとあっという間になくなっちゃいます。

いやあ、もう、本当に、幸せいっぱいです。
H山先生、いつもありがとうごございます~~!

亀十
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003655/

 

 

 

file51 榮太樓本舗の「手づくり最中」

いちにちいちあんこ

なんとなく身近にある昔ながらのお菓子。意外と、当たり前と思っているお菓子が、実はその地方限定だった、なんてことはよくあります。

例えば、「ナボナ」とか。関東出身の人間にとっては「あああの王貞治さんのCMの…」とある世代以上は、絶対すぐにわかりますよね。自由が丘にある亀屋万年堂の銘菓です。

ひょっとして、今日ご紹介する「榮太樓」も、そんなお店の一つなのかな。なんて思うのですがどうでしょうか。我が家では、よく榮太樓の飴がありましたし、榮太樓の金鍔なんかもよくいただきました。贈答用にもよくつかわれる東京の和菓子屋さんの一つだと思います。

さて、今日のいちあんこも、またもやH山先生からのおすそ分け。いつもお気づかいいただいちゃって申し訳ないですが、本当に嬉しいです。先生とお目にかかった翌日のおやつは、いつも豪華になっちゃいますからね。

手づくり最中

私にとっては、榮太樓と言えば飴、という印象でしたが、あんこのお菓子もたくさん作ってるんですねえ。
手作り最中

皮とあんこが別になっているタイプのですよ!

わあ、皮、可愛い!

最中の皮

榮太樓のマークである青松がぷかり。かわいらしいですねえ。 最中は、こういうおしゃれができるのがいいところです。楽しいですねえ。

これに、ビニールの袋に入ったつぶしアンを乗せますと…
手作り最中
こんな感じです!
たっぷりのあんこで、皮ではさんでも浮いちゃいますよ!

ちょっとあんこが多いかな?と思いつつ、パクリ。

すると、最中の皮のパリふわっという食感と、あんこがちょうどよくからみます。あんこが甘さ控えめなので、これくらいたくさんでも、ちょうどいいです!

さすがですねえ。これは万人受けの最中ですわ。すべてが程よく、くどくなく、後味すっきりの美味しい最中です。

H山先生、ご馳走様でした!

榮太樓本舗
http://www.eitaro.com/