インド映画『マダム イン ニューヨーク』。言葉を獲得して自己を肯定していく物語!


20140830-2

先日、インド映画「マダム イン ニューヨーク」を観ました。
ちょっと悲しい気持ちになっていたワタクシ。でも本映画を見てすっかり復活!!

だれでも、「自分っていったい何なんだろう」なんて疑問を感じて、自信を失ってしまうときがあると思います。そんな時には特にお勧めしたい素晴らしい映画です。

ストーリーをざっくり言うと……

インドの中流よりちょい上目の家庭の主婦シャシさんが主人公。
できるビジネスマンな夫とできる学生な娘は英語ペラペラ。ヒンディーしか話せないシャシのことを事あることにバカにしています。本人たちには悪気はないんですが、英語が喋れない頼りない母、料理作りできるから取り柄があってよかったね、みたいな態度を取り、優しいシャシを傷つけています。

そんなシャシの姉はニューヨーク在住。姪が結婚するのでシャシにきて手伝って欲しいと連絡があり、家族と離れて一人だけでニューヨークに4週間、家族と合流して全部で5週間の滞在が決定。

最初は英語が喋れないので心細く情けない目にあってしまうシャシ。でもふと「四週間で英語が話せるようになります!」という英語学校の広告を見て、家族には内緒で学校に通うことを決意します。

そしてそして…。

あんまり書きすぎるとネタバラシになってしまいますので、あれですが、とにかく、なんとも言えない希望と優しさに溢れたいい映画です!

私は特に英語が喋れないのでものすごく共感してしまいました。相手が喋ってる言葉の意味が分からない、これは本当に心細いものです。

数年前、一年ほどバンコクに住んでいたことがありましたが、その住み始めた頃に、彼女と全くおなじ心境になりました。

同居人は英語もタイ語も話せるけど、私は両方できません。言葉の仕事をしてきて、日本語にはそこそこ自信がありましたが、そんなことは全く役に立たない。
そんな自分は何にもできない、小さくて情けない存在に思えてしまって、とてもきつかった。

でも、タイ語の学校に通うようになって変わりました!
タイ語しか使わないでタイ語を教えてくれる学校だったので、英語が話せようが関係なし。最初の一ヶ月はどの国のひとも全く話せない、赤ちゃんレベルでどうにか話そうとするので、まるでカオス。
インド人、シンガポール人、イギリス人、韓国人、日本人、ロシア人、オーストラリア人。そんなバラバラな人たちががんばってタイ語を話そうとしてる、それだけでなんか笑えます。

最初は名前と出身地、年齢くらいしかわからなかったのが、二ヶ月目には大学でなんの勉強をしてるのか、何の仕事してるのか、どんな趣味があるのかわかってきて、三ヶ月目にはだいぶカタコトですが電話で話したりもできるようになりました。

言葉を獲得していく喜びは、自信を取り戻して行く過程そのものです。

そして、自分で狭くしてしまってる世界の中で息をするのが苦しくてしたがないとき、「ああ、世界ってこんなに広いんだ、いろんな文化があって、いろんな人がいるんだ」と感じることは癒しになりますよね。

シャシも、学校で出会ったいろんな国の友人との交流、肯定によって、彼女本来の価値を自ら見出し、自信を取り戻して行きます。

女性には特にお勧めですが、男性にもぜひみてほしい!

なんか自分に自信がもてないな、とか、周囲の人となんだかしっくりいかないな、そんな時にはとってもよく効く映画ですよー!


「マダム・イン・ニューヨーク」
http://madame.ayapro.ne.jp/

file.74 新正堂の『切腹最中』と『景気上昇最中』


いちにちいちあんこ

新橋で友人と待ち合わせということになった時、「切腹最中買いに行こう!」と思いつきました。

甘いものに詳しい方から以前からお勧めいただいていたのですが、新橋のあまり行かない方向にあるので、なかなか足をのばせずにいたのです。

『切腹最中』という名前がすごいですよね?

なぜこんなネーミング?と思いますが、「忠臣蔵」で有名な浅野内匠頭が切腹した屋敷があった場所にある和菓子屋さんだから、ゆかりのものを作ったということなんだそうです。

anko20140823-1

こちらがその新正堂さんです。

新橋駅から7、8分ほどでしょうか。銀座とは逆の方向。

こじんまりとしていて、なんかいいかんじです。テイクアウトのアイスなんかもあって美味しそうでしたよ。

いろいろ悩みましたが、お目当ての切腹最中のほかに「景気上昇最中」というのも買ってみました。サラリーマンの聖地・新橋にふさわしい最中です。

anko20140823-2

こちらが念願の『切腹最中』!

パッケージが可愛いですよね。

anko20140823-3

全体を覆うのではなく、まるで帯のように白い和紙で真ん中を結んでる。この白い帯が不思議と「武士」って感じ出してますよね。

anko20140823-4

いいですね、なんか粋だなあ。

anko20140823-5

そして皮からはみ出しそうに詰められたあんこ。おなかからはみ出しちゃってるあんこ、切腹、、、

そう考えると結構えぐいデザインかもな……

いえいえ、そんなこと考えちゃいけません。
anko20140823-6あんこは粒あんで、中に大きな求肥が入っています。

あんこは、……美味しい!

アズキの深い味がとてもよく出てますよ!甘味はそれほど強くないはずなんですが、あんこの深い味が重みとなってずっしりとした感じになっています。

anko20140823-7そしてこちら『景気上昇最中』。

いいですねえ。これはクライアントに手土産でもっていくのにもってこいですよね。

ちなみに、『切腹最中』はR25の、「謝るときにもっていきたい手土産」ランキングで一位に輝いたんだそうですよ。「腹を切ってお詫びします」みたいな感じですか。洒落が利いてていな~w。
anko20140823-8おお、やっぱりというかなんというか、小判型です!
anko20140823-9割ってみると、こちらのあんこはこし餡です。黒糖の風味が利いてますね!
切腹最中のあんことは全く違う方向性のあんこで、いい感じです。種類は同じく最中ですけど、まったく違うお菓子といえるかも。

HPを拝見すると、ちょっと面白い解説があったので転載しますね。

「縁起の良い小判型の最中にこしあんで黒字にちなんで黒糖を使ったコクのあるあんをいれました。黒糖はカルシウムや鉄分などのミネラル、ビタミン類をたっぷり含んだ、栄養価の高い自然食品で、疲れた体と脳に活力を与えます。「景気上昇最中」を食べて、イライラを解消し、集中力をアップさせ、一日も早い景気上昇(回復)をめざして頑張りましょう。」
(新正堂HPより転載)

「イライラを解消し、集中力をアップさせ」なんてのがいいですね~ww。

確かに、この最中を食べて一服するとちょっと余裕を持てるかも。

新正堂さんのお菓子は、どれもとにかくちょっとシャレが利いてる。お店の方も朗らかで優しい感じで、とても気持ちよくお買いものできました。

今度、仕事先にお持たせをすることがあったら、ぜひこちらのお菓子を使ってみたいな。

何かのついでに、ができないのがちょっと大変ですけどね。

新正堂
http://www.shinshodoh.co.jp/index.htm

大好評シリーズ『おけら長屋』第三巻刊行記念!9月15日、東京下町・曳舟にてサイン会を開催します!


お手伝いさせていただいております、『本所おけら長屋』(PHP研究所)シリーズ、待望の第3弾がいよいよ9月10日に発売になります!!

20140821どどーん!

ご本人のお許しをいただきましたので、PHP研究所のN編集長のお写真も大公開!

落語と小説を愛してやまないN編集長。
大変お忙しい方ですが、特に本シリーズ『おけら長屋』への愛情は計り知れないものがあります。

いつでもどこでも、畠山先生が作ってくださった「おけら長屋はっぴ」を持参。営業に余念がありません!!

そしてこうして3冊を並べてみたりして。いやあ、いいですね!!
N編集長も感無量といった面持ちです。

さて、今回のお話も、お待ちいただいてる皆さんにご納得いただけるような、素晴らしい造りになっていると思います。笑いあり、泣きあり。人間っていいよねえ、とほっと一息つけるような……そんな優しくておもろい世界はますます加速してますよ!!

そして、今回は何と、刊行を記念してサイン会を開催いたします~~!!!

「畠山健二先生サイン会」
日時:2014年9月15日(月)15:00~
会場:廣文館イトーヨーカドー曳舟店 
     東京都墨田区京島1-2-1 イトーヨーカドー曳舟店内4F
     TEL:03-3611-4101 (電話予約可)

著者の畠山先生はほんっと~に面白い洒脱なお方!

「一人おけら長屋」みたいな、江戸の粋と洒落を背負い立つすごいお方です。

そして今回会場となります廣文館イトーヨーカドー曳舟店さんは、地名で言うと向島界隈。まさに下町、おけら長屋のサイン会にふさわしいお店です。

まさに「リアルおけらワールド」。ぜひこの機会にご堪能いただけたらと思います。
私も当時は法被を着てお手伝いしますので、是非、遊びに来てくださいまし!!

(詳細はこちらもご覧ください!)
廣文館HP http://www.kobunkan.com/index.html

PHP研究所 http://www.php.co.jp/news/2014/08/hatakeyamakenji.php

「疾風に折れぬ花あり」(中村彰彦著)第十二回「お身代わり その二」掲載!!


お盆の時期、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私が住んでいる地域は、お盆は7月なので、ごくごく普通の週末を過ごしています。

改めて大人になってふと考えてみると、お盆というのは、いい習慣ですよね。年に一度、祖先が子孫のもとに還ってくる……。 本来は盂蘭盆会(うらぼんえ)、仏教的行事ですが、その由来や意味をよく知らなくても、「おばあちゃんが帰ってくるよ」なんて子供のころから言われて、仏壇の前で手を合わせて来た人が多いのではないでしょうか。

そして、少し思い出話をしたり、知らない大叔母の話を聞いたり、めったに会えない親族にあって近況を報告したりする。

自分がここにいる少し前の小さい「歴史」を、いろんな軸で実感するようなとき、ともいえるかもしれないですね。

さてさて。そんなわけで。

早いものでもう一月が経ちました。

お手伝いさせていただいてます中村彰彦先生の「疾風に折れぬ花あり」が掲載されております『文蔵』9月号が発売されておりますよ~! 20140817

武田信玄の末娘、松姫が主人公の、本作。

戦国時代だから仕方ない、のかもしれませんが、それにしても物語が始まってからずっと畳みかけるように押し寄せる、怒涛のような不幸の連続には、息つく間もありません。

繁栄を極めた武田家ですが、信玄が急死してから一気に滅びの道をひた走ります。

そして瞬く間に織田家に滅ぼされてしまった甲州武田家。松姫さんはまだ21歳ですが、兄たちから「生き延びて武田家の血を残してくれ」と、幼い姫たちを託され、隣の武蔵国へ逃げ落ちました。そして死んでいった武田家の人々を弔いたいと出家し、「信松尼」と名乗るようになりました。

信松尼さんの望みは、仏道に勤しむことで、死んでしまった親兄弟、そして祖先を弔い、あの世でちゃんと成仏させてあげること。言い方間違ってるかもしれませんけど、あるい意味「ひとり盂蘭盆会」です。そして、もう一つの願いは、手元に残された姪たちを無事に育て上げること……

しかし、この細やかな願いも、血筋もとっておきで美女である松姫さんです。なかなか世間がほっといてくれない。

そして、問題の徳川家康さん(女好き)が登場。

前回では、女狩りをして、武田家の家臣だった人物の未亡人だけでは飽き足らず、ついに松姫さんの存在に気付き、追っ手を差し向けてきました。

それに気付いた松姫さんの侍女・お竹さんは身代わりを志願、武田家ゆかりの女性という触れ込みで、家康さんの側室になりました。

これでもう大丈夫かな、と思いきや、そうは問屋が卸さない。

やはり、本当のお姫さまである松姫さんを落としたいわけです。「武田家と徳川家の血筋を兼ね備えた子供が欲しい」という建前がありますけど、正直、それは本当に建前ですよ。ねえ。

そして、またもや使者が訪れます。今度は直球に聞いてきます。「ここにおわすは、信玄公の五女、松姫さまではないのか」と。

ここで、腹を決める家臣一団。自分たちが仕えているのは松姫さんであることを認め、ある思い切った「大ウソ」をつくのですが…

まさに、捨て身の大ウソ、いや奇策です。その奇策とはいったい~!??

…ぜひ、誌面でご確認してくださいまし!

(むとう)

命の気高さ――保護された犬たちの美しいポートレート集『SHELTER dogs』/トレア・スコット著(山と溪谷社)




昨日、入魂の一冊が無事に予定通り責了できたので、今日はお仕事は休んで部屋の掃除。本棚を整理していましたら、久しぶりにこの本が目にとまりました。

20140816サラリーマン時代に担当した写真集『SHELTER dogs』です。思い出深い大好きな一冊!!

2009年発行なので、もう5年前になりますか~。
月日が経つのは本当に早いですね。

さて、この写真集は、アメリカのシェルター(保護施設)に収容された犬たちのポートレート集です。

著者のトレア・スコットさんはファッション誌出身の写真家。

動物が大好きで、たまたまシェルターを訪れて、多くのシェルタードッグたちと出会います。犬を引き取るだけではなく、ネットや記録に載せるための写真撮影もうけおうようになり、里親に出会って自由になる幸運な子たちだけではなく、次々と安楽死させられてしまう現実を前に、「イヌたちの本当の姿を映すポートレート集を撮ろうと決めた」(P90より引用)といいます。

彼女の言う「本当の姿」とは、哀れな、絶望している姿ではなく、それぞれの犬が本来持っている個性のことで、もっと言えば「魂の輝き」「存在の確かさ」のこと。

「私にとって、これ以上シンプルで本当のポートレート集はない。やることはほとんどない。なぜなら、私の被写体はすでに美しく、生きる力に溢れ、アップ写真がとれる準備ができているのだから」(P90)

実際のところ、彼女の言う通りの素晴らしい写真がずらりと並びます。
気高く美しいイヌが56匹。

もともとこの企画は、愛すべきボス・Kさんの企画で、引き継がせていただいて一緒に作った一冊なのですが、初めてこの写真集(すでにアメリカで出版されたもの)をKさんから見せていただいた時、大袈裟な表現でなく、瞬きをするのも思わず忘れて見入ってしまったことを覚えています。

写真集というのは、商売として考えると大変困難な道なのですが、しかし、これは出さなくてはいけない本だ、と思いました。Kさんもそういう思いで企画を通されたと思います。

とにかく写真が素晴らしい。

この素晴らしさをより魅力的にすべく、日本の印刷技術のお家芸、とでもいうべき素晴らしい表現力で、もっといいものにもっていこう、とKさんと相談。

取り寄せたデータは、印刷された状態から想像していた通り、かなり青い方向に寄っていたし、ものによって方向性にばらつきがあったので、スコット氏の代理者に確認してより温かい色味、美しい毛並みを表現できるように調整させていただくようにしました。

私たちがもっとも気にしたのは、スコット氏のことばにある「憐れみを誘うような」存在なのではなく、見た人が「虐待された生きものたちに美しい魂が宿っていることに気付く」写真である、という点。

寂しそうな、悲しそうな、そういう写真ではないということ、それを表現したいと考えたのですね。

そこで、Kさんだけでなく、大先輩で師匠と仰ぐEさんにみていただきながら、作り上げていきました。

今改めてみてみると、自分で言うのもなんですけど、この写真集、やっぱいい!!

写真やテーマ性がいいのはもういうまでもありませんが、写真集表現としての状態もかなりいい!!
白表現、毛の質感、温かく気高い感じがよく出てます。また黒部分もいい。奥行きのあるいい黒。いうなれば温かい黒です。

KさんとEさんという、偉大な先輩がいっしょにやってくださったからこそ出来たことではありますが、この本にかかわった自分を褒めてあげたくなりましたよ。

最後に、印刷立ち合いをした時のこと。一緒に来てくださったEさんが、ニコッと微笑んで、

「むとうは本当にいい経験をした。こういう写真集をつくれるというのは幸運なことだよ。いつかこの写真集を作ったことを誇りに思うと思うよ」

そう言っておられたのを思い出します。

本当に、おっしゃる通りです。

何度見ても、感動できる写真集にかかわれた私は幸運者だなあ。そしてお仕事振ってくださった元ボスKさん、師匠Eさんに改めて心からの感謝申し上げたいと思います。

本書は、日本の現状もお伝えしたいと思い、短くではありますが、日本の保護施設がどうなっているか、保護された犬や猫はどういうシステムにのせられてしまうのか、そういうことも取材して補足しています。

ぜひ、お手に取ってみてください!

(むとう)

”山への一歩を踏み出す小冊子”『山歩みち』、三冊一気に届く!!


先日、古巣が一緒(でも部署は違う)の仲良しで、退職後も仲良くしてもらっているK氏と、お昼を食べました。

K氏は本当にアツくて実行力のある人で、すごい人なのですが、わたしから見るとお茶目な「野生動物」のような人なのです。

待ち合わせ場所に現れたK氏、ランニングに短パン、リュックサックに坊主頭で肌はこんがり焼けています。

「遊びすぎてる小学生男子か!」

と思わず突っ込んでしまいましたけども(笑)。久しぶりに会うので、なんとなく照れくさそうに頭を掻くK氏。

まったく憎めない、微笑ましい人物です。

さて、そんな彼がしているお仕事の一つで、彼の志の根幹ともいえるのが『山歩みち』というフリーペーパーです。山のフリーペーパーとして、こんなにおしゃれで一流の書き手や登山家、写真家が登壇する雑誌というのはまずない、というか、K氏でなければ不可能に近いでしょう。

『山歩みち』
http://www.sanpoweb.net/

質のいいものは読者に伝わるもので、年々発行部数を伸ばしまくり、書いていいのかわかりませんので書きませんけど、こういった雑誌としてはちょっとぎょっとするような部数を発行しています。

近況から、今後の計画、ビジョンを改めて教えてもらいましたけど、ぎょええ、すごいじゃん、でもKさんはやっちゃうんでしょ、それ!?と叫ぶ私。

志高いなあ。

細かくここでは書けませんけど、彼なりの理想があり、それを少しでも実現させるための計画はすごく緻密に、理系的に考えられているのです。

ううむ。

これぞ、私が考える「野生動物」ってやつです。理想を実現させるためには何が必要か冷徹に判断してる。動物が生き抜くために必要なことを直感的に選択しているのと一緒です。すごいなあ。

……さてさて、ちょっと前置き長くなっちゃいましたが、そんなK氏が編集人を務める雑誌『山歩みち』が手元に届きました!

20140811

今回は、なんと三冊も一緒に!

本誌の特集は「北アルプス」。夏と言えばなんとなくこの北アルプス、とさして詳しくない私が思ってしまうので、Kさんがこの季節いつも北アルプスにかかわる仕事をしていたからかもしれません。

初心者に優しい誌面づくり変わらず。行く人には役に立つのはもちろん、行かない人でも行った気になっていい気分になること間違いなし。

連載がいつも楽しみなんですよね。

巻頭カラー「風と頂き」は石川直樹さん。そして密かに北川さんの「山麓ラーメン」は毎回熟読しています。今回が相模湖周辺でしたが、山に登らなくてもラーメン屋さんだけでもまわりたくなってしまいます。

そして、ほかの二冊は「別冊」。「伊豆七島の山」と「谷川岳」ですよ。

それにしてもすごいな~。これ全部編集人Kさんですもの。ほんとすごい。

こちらは、全国のアウトドアショップで手に入れることができます!
http://www.sanpoweb.net/category/shoplist

ぜひ、お手に取ってみてくださいね~!

(むとう)

文系女子にも大プッシュ!生きもの図鑑の新形態『ときめくカエル図鑑』と『ときめく小鳥図鑑』/山と溪谷社刊


わたしが以前在籍していた山と溪谷社は、山の出版社として有名ですが、イキモノ系の人には、図鑑の会社としても認知されているかと思います。

本格的なものから、ハンディなものまでさまざまな図鑑を出していましたが、最近、読み物書籍サイズの図鑑シリーズを刊行しています。

「ときめく図鑑」シリーズ、というらしいのですが、女性が好きかな?って感じのシリーズですね。

さて、その中でこの

20140806

「小鳥」と「カエル」!

カエルのほうは大好きな写真家・松橋利光さんの、ということで以前自分で購入しましたが、小鳥のほうは先週、編集を担当されたYさんから直々に頂戴しました!ありがとうございます~!

偶然に、というか、やっぱりというか両方ともYさんの編集。Yさんはフリー編集者の大先輩で、在籍中にも本当にお世話になったお方。いつも面白くて、お洒落なしっかりとした本をつくってらっしゃいます。

カエルのほうは、松橋さんならではの綺麗でかわいい写真がこれでもかと登場。この本に掲載されているカエルの名前を覚えれば、かなりカエル通になれるんじゃないかと思います。

ほんと綺麗だな~。

小鳥のほうもまた凝ってますよ!
鳥じゃなくて「小鳥」ってのがそもそも乙女な感じですよね。

吉野俊幸さんの写真がまた美しい。小鳥ってこのまるっとしたフォルムたまらんですよね。

それから小鳥の写真のそばに吹き出しで、その鳥の啼き方が入ってるのもいいなあ。

どちらの本も、ちょっと普通の図鑑と違う「文系アプローチ」なページがあります。両方のご本ともに著者の方が若い女性というの無関係ではありませんね。雑貨なカエル、とかカエルが出てくる物語、小鳥が出てくる文学作品の紹介、などなど。こういう部分が、他の図鑑にはないところですよね。

自分用はもちろんですが、プレゼントにもよさそう。オトナ女子で、カエルグッズ集めてるとか、小鳥デザイン好きな人とかっていますよね。そんな人にドンピシャですよ!

そんなわけで、やっぱし、文系女子にもお勧め、かな!
これまで、あまり生きものに興味がなかったような人も、抵抗なく手に取れる本と思います。

お子さんと一緒にみる、なんてのもいいな。すごくシンプルで見やすいデザインだし。

ぜひお手に取ってみてくださいね~!

(むとう)

file.73 茜丸本舗の「名入れどらやき」


いちにちいちあんこ

なんとひと月以上あいてしまった~~!!

一日一あんこは、続行しておりますが、アップが間に合わず…。あかんですよね。

反省。

……

さてさて、気をとりなおして、本日のいちあんこでございます。

本日のいちあんこと言っても実はもう二週間ほど前のいちあんこ(正直申告)。実はリアル今日のいちあんこは十万石まんじゅうでございましたが、これはもうご紹介済みですので、良しとして。

20140303さて、こちら、編集をお手伝いさせていただいております畠山健二先生の大ヒットシリーズ第二弾!『おけら長屋(二)』。来月にはお待ちかねの第三巻も発刊されます。今頑張って最後の仕上げに入っておりますよ~!

さて、そんな畠山先生かいただきましたのが、今回ご紹介するどらやきです。

anko20140802-1

大阪在住のカリスマ添乗員Hさんが、たくさん送ってくださったとのことで、おすそ分けいただきました。

anko20140802-2わああ、名前が書いてあります!

ネットで調べてみますと、こちらの茜丸本舗さんでは、「名入れ菓子本舗」という事業をされているみたい。
anko20140802-3ほわほわした生地でおいしそう。

どれどれ……

anko20140802-4

あれ??

あんこの色が少し淡いですよ?

よく見てみますと、どうもアズキだけじゃない豆が入っているみたい。サイトを調べると茜丸本舗さんの一押し商品が「五色どらやき」で、なんと五種類の豆を使ったあんこなんだそうですよ!
金時豆、うぐいす豆、小豆、虎豆、白小豆の御種類が入ってるんですって。私が食べたものの中ではうぐいす豆は見かけませんでしたが、なんとなく虎豆かな?金時豆かな?というのは発見できました。

アズキだけじゃなくていろんな風味の豆が入ってると、味がぶつかるかなとおもいますが、そんなことはなくちゃんと一つの味になってます。すごく美味しい!さすが大阪!!
サラッと軽い感じでいくらでも食べられちゃう味です。

先生からは9個もいただきましたが、我が家は全員甘党ですので、瞬殺でした。私は二個しか食べてないです…悔しい…

 

茜丸本舗
http://www.akanemaru.co.jp/