2012年最後のご挨拶。

皆様にとって、2012年はどんな一年でしたでしょうか。
今年も激動の一年でした。日本はこれからどうなるんでしょう…。

ワタクシごとですが、今年は新しいことばかりの一年でした。フリーで仕事を始め、いろんな出版社の方にお会いしました。ライターとしてのお仕事もちょっとずついただくようになりました。未熟な私に仕事を振ってくださった出版社の皆様に、改めて御礼申し上げます。

そして、一番大きなチャレンジは、この「ありをりある.com」というサイトをオープンしたことです。
非常に小さな一歩ですが、私のとっては「自分のメディアを持つ」という大きな意味があります。サラリーマン時代にはなかなか踏み出せなかった「一歩」なんです。
「0と1はちがうよ」という先輩のアドバイスを胸に、どうにか出発できたことは、自分にとって大きな一歩だったと思います。

来年はどんな一年になるんでしょう?
大きな意味では、さらに変化が加速する年になるんじゃないか、と思います。
一方、小さなところでは…。
新しく始めようとしているお仕事もあります。 そして、具体的な夢もできました。

これだけ大きな変化の時ですから、何がどうなるか全くわかりません。

でも。

何が起こっても、面白がったり楽しがったり、おこったり泣いたり…じたばたあがきながら、毎日を精いっぱい一生懸命生きてみたい、そんな一年にしていきたいと思います。
#毎年同じようなこと言ってますけど^^;

本サイトも2012年にはできなかったチャレンジをいろいろやっていきたいと思っています。
どうか来年も本サイトに遊びに来てくださいませ!

では、みなさま。
良いお年をお迎えください!

2012年12月31日

ありをりある.com代表 むとういくこ

 

「木」ともう一度出会いたい④~木を料理する、ということ~

「木を料理する」ということ
ラボラトリーのシャチョー、えーいちさんは、家具を作ることを説明するときに、よく「木を料理する」という表現をします。
料理上手な彼らしい表現だなあ、と感心してましたが、今回実際に木を切って木材にしていく過程を見せてもらって、ああ、なるほど…と妙に腑に落ちてしまいました。

丸太を板にして、その板をWOODBANKで乾燥させるそうなんですが…
えーいちさんと工場長が、板の取り方(使い道によってどうカットするか変わるみたい)など打ち合わせをした後、大きな板鋸(いたのこ)みたいな機械でカットしていきます。

超ハイスペックな糸鋸みたいな機械。すごい!

超ハイスペックな糸鋸みたいな機械。すごい!

工場長は、淡々と、さらりと木材を美しくスライスしていきます。
木の硬さや節の入り方はそれぞれ違います。難しいことは全くわかりませんが、そういった特性をうまく均しながら木材にしていく、ということはおそらくとても難しいんだろうなあ、と思いました。
まさに、職人のお仕事ですよね。

この長いものんが鋸部分。お手入れがとても大切なんだそうです。

この長いものが鋸部分。お手入れがとても大切なんだそうです。

カットされた板には木の削り粉が付いています。
木の粉ふわっと木のいい香りが立ち上ります。

「…美味しそうだな」

その時、ふとそんな風に思ってしまいました。
別におなかがすいてたわけじゃないですよ。でも、健康で新鮮な植物の香りというか…。そんな香りを嗅いで、食欲を感じた自分を感じたら、ああ、木だって植物なんだもんなあ、となんだかすとんと腑に落ちたような気がしてしまったんです。
木の粉木の粉はしっとりとしています。木は、刈られて丸太になってなお、こんなにも水分を持っているんですね。生き物なんですよね。ますます美味しそう。

そう思ったら、えーいちさんの「木を料理する」と言っていた言葉が、より理解できたような気がしてきました。
こんなに美味しそうな木材を使って、家具を使う人たちのために心をこめて家具を作る。ああ、それは料理だわ。そんな家具はきっと綺麗で健康な家具になりますよね。そうだよなあ。

そして、再びWOODBANKへ
こうしてカットされた木材は、WOODBANKで保管し、乾燥されます。
何ですか、この乾燥って、イカで言えば干しイカ。シイタケで言えば干しシイタケってことじゃないですか!?
うまみ成分倍増ですよ、つまり!

加工する前に十分に乾燥することで、割れたりそれたりすることが防げる、と聞きましたが、それだけじゃなくてなんかそういうプラスアルファもあるんじゃないかな……!?、とか考え出したら妄想は止まりません。
いや、でもこの発想は悪くないかも。
きっちり乾燥して、うまみ成分倍増した木材を使って、家具を作る。その家具がまた何百年もいろんな人に使われたりする…。
それってすごい豊かなものじゃないでしょうか!

(続く)

メリークリスマス!

xmas2今日は24日。いいお天気でよかった!
私はクリスチャンではありませんが、クリスマスはやっぱり楽しみたい派です。
そういえば、意外と知らないなあと思って、日本のクリスマスの歴史をちょっと調べてみました。

記録にあるものとしては、1552年、山口県。トルレス神父という人が日本人信者を集めて開催したのがもっとも古いみたい。
日本人が主催したものとしては、明治初め(1875年)。元南町奉行所の与力で、プロテスタント信者だった原胤昭(たねあき)さんという人が主催で、築地にあった教会で行われたそうですよ。ほ~。

それからたった150年余りで、日本人の欠かせない年間行事になったってことですよね~。

昨晩はちょっとフライxmas1ングですが、家族とクリスマスパーティしましたよ♪
母手製のクリスマスケーキにチキン。
2歳の姪っ子を中心に、みんなが笑顔。美味しいものを食べて幸せな夜でした。

みなさまも良いクリスマスを過ごしてくださいね~!