おかげさまで累計83万部突破!待望の第12巻、ついに発売。『本所おけら長屋(十二)』/畠山健二著


編集のお手伝いをさせていただいております、『本所おけら長屋』シリーズ、満を持しての第12巻がついに2/8(早いところですと2/7)に発売になります!!

本所おけら長屋(十二) (PHP文芸文庫) 

オビには「80万部」とありますが、校了後も着々と重版を重ねまして、この記事原稿を書いた時点で、82万部を突破しておりました。さらに嬉しいことに、昨日(2/5)発売前重版がかかりまして、現在83万部(実は四捨五入すると84万部!!)になりました。いやほんともう勢いが止まりません!

「100万部、今年必ず実現させます!」

PHPさんの営業ご担当の皆さんが、鼻息荒くおっしゃってくださってますが、これはいけるんじゃないでしょうか!?
(営業部の皆さんの気合は本当にすごい!東京メトロに展開するために作ったというシールを私もいただいたので、オフィスの書棚にセットしてみましたよ。)

時代小説家として、まさに快進撃を続ける畠山先生。実はこのシリーズが、初めて執筆された時代小説なんですよ。それがいきなりこんなヒットシリーズなんですから、本当にびっくりですよね!?

びっくりなんていってしまいましたが、実際に本書を読んでいただけたら、その人気っぷりにも、納得していただけると思います。1冊につき4篇から7篇の連作短編がラインアップしているのですが、その全てが練りに練ったネタで、しかも書下ろし・初出のお話なんですから。その気迫たるや、ただ事ではありません。

気迫は、そのまま作品の凄みになっていると思います。凄みなんていうと、怖そうですが、スルッと作品世界に入って、まるでそこに暮らしているかのようにおけらの世界を楽しむことができます。私は、素晴らしい小説というのは、「読者が本を読んでいることを忘れてしまう」作品だと思うのですが、『おけら長屋』はまさにそれです。

第12巻も、もちろんそんな作品のオンパレードです。そして、ますます円熟味を増してきてます!

今回の裏テーマは何ですか?と先生に伺ったら、「女の意地だね」とにっこり。

先生が描き出す「女」は、本当にかっこいいんですよね。おけら読者の皆さんは、ここで大きく頷いてくださると思いますが、そりゃもう気もちのいい、粋な女がたくさん登場します。今回の作品にも、そんな女たちの活躍が縦横無尽に語られています。

ぜひ、お手に取ってみてくださいね!!

(むとう)

累計48万部突破。大人気シリーズ第9弾登場!長屋の新入りが登場、新たなる波乱が?!『本所おけら長屋(九)』/畠山健二著


大変お待たせいたしました!
畠山先生渾身の書下ろしシリーズ、『本所おけら長屋』の第九巻が、いよいよ本日発売になりました~!!

巻を重ねるごとに、パワーアップし続ける本シリーズ。ぐんぐん発売部数もアップ!
ついに大台の50万部も目の前に見えてまいりました~!
本シリーズを支えてくださってるのは、ご購入下さり、愛してくださっている読者の皆さんです。改めて御礼申し上げます。ぜひ今後とも変わらぬご愛顧のほどを……。

さて、今回ですが。
皆様のご期待に、存分に応えられるお作となっていると思います!!

また傑作でちゃいましたよ~!
担当者自ら、あえて「傑作」と言ってしまいます。ええ、もう。

今回も全部で五話。

第一話「まいわし」
「赤鰯(あかいわし)」(腰抜け武士という意味)と呼ばれる黒岩藩藩士と、藩主・津軽高宗の「武士の一分」とはいかに…

第二話「おてだま」
おけら長屋に新入り登場。30代半ばの女・お浅は、どこかつかみどころがない。そんなおり、お染が聞きこんできた噂とは……

第三話「すがたみ」
聖庵堂の医師見習い・お満の兄、木田屋の跡取り息子が花魁に恋をした?!忠義ものの大番頭が万松に相談を持ち掛けて……

第四話「かんざし」
晴れて左官の親方・文七と夫婦になったお糸。幸せいっぱいのはずなのに、溜息をついたりして様子がおかしい。勘違いしたお染は……

第五話「うらかた」
悪質な未払いで苦しむ文七を救うため奔走するおけら長屋の面々。八方ふさがりな中、不思議なところでお浅と繋がって……

いや、もうほんと。
どのお話も、本当に面白いですよ!!

でもあえて、個人的に特に好きなお話を上げるとしたら、ううう。悩みますが、第五話の「うらかた」でしょうか。いや、第三話の「すがたみ」もたまらない!

「すがたみ」は、特に女性にとってはたまらないお話なんじゃないかと思います。超売れっ子の花魁は、いかにもプロフェッショナル。働く女の意地と強さを持っていますが、その根底には、ある人への思いがあるのです。

それが、ですねえっ……!

あ、いけない、あまり話し過ぎるのはネタバレになってしまいますのでこの辺で我慢します。

「うらかた」は、もう、畠山先生にじゃないと書けないお作、まさに傑作だと思います。「おけら長屋」の魅力が存分に詰まった作品です。人っていいなあ、人情っていいなあ、そんなことを重ねて言いたくなりますよ。

そんなわけで皆様。

ぜひとも読んでみてくださいまし~!

(むとう)