清盛さんの件


大河ドラマで平清盛やってますね。

毎年大河ドラマを楽しみにしているうちの両親は、
「画面が曇ってて見づらい、登場人物がいつも汚れてて汚い」
と言って、今年は見ていないようです。
私も、何度か見てみましたが
「リアルさ」を追い求めての演出にしてもちょっとやりすぎ。
エンターテイメントであることも確かな枠なんですから、
あそこまでやるこたないんでないの?と思いました。

画面が曇っているのは、撮影時にわざわざ穀物粉を撒いているとのこと。
当時の京都は、乾燥して煙っぽかったからそうしたらしいんですね。
でも、御所の部屋の中まで煙ってるって、やっぱなんか違和感あります。

それから、「武士」が汚い。
私の認識だと、当時は武士階級、
特に御所の警備にあたってるような階層はかなり裕福だったはずで、
袖が破れていたり、首のあたりの襟がけばだって薄汚れていたりしているのは
ものすごーく違和感がありました。
しかも御所に警備している最中なのに、顔に泥が付いていたりするのもなんか変。
だめ押しは、義朝が出陣するシーン。
額に巻いた鉢巻が薄汚れて敗れているような感じ。
今もそうですが、戦いに挑む人は縁起を担いだりしますよね。
当時はもっとそういうことを気にしたと思います。
そんな大切な場面で使い古しのもの、
しかも洗濯もしていないような布を使うかなあ。
この過剰なリアルさは、ちょっと本当のリアルさとは
ちょっと違ってきてしまってるんじゃないかな~と。

ただ、そんな違和感はたくさんあるのですが、
歴史の学者先生方からは割と好評です。
ある先生は、「大河ドラマの転換点として、あとから評価されてくと思うよ」
という高評価をしてらっしゃったし。