福田豊文さんの新作『どうぶつの赤ちゃん』、発売!


夏休み真っ盛りです。お盆休みの今週は、特に親子連れを見かけます。私の事務所の近くにある動物園では、ナイトズーも開催しており、大人気。

私もナイトズーに行きたいのはやまやまですが、このあまりの暑さにすっかり怖気づいてまだこの夏は行けていません。夜になっても気温が下がらないのがねえ^^;、どうも…。

そんな折、前の出版社でお世話になった編集の先輩がた、写真家の福田豊文さんが、たまたま近くの印刷工場で印刷立ち合いにいらして、打ち上げに誘っていただきました。

久しぶりの再会、動物バナシに花が咲く!

このメンバーでお話をすると、改めて「生き物って楽しいよな~」と思うのです。生き物の不思議な生態、多様な生の在り方、またそれを追いかける生物好きの皆さんの愛に満ちた面白い行動…(笑)。
福田さんのお写真を拝見すると、その「愛」をバシバシ感じます。よく知っているはずの動物でも、「あ、こんな表情するんだ!」と驚かされます。

そんな福田さんに、新刊を頂戴しました。

どうぶつのあかちゃんばかりを集めているという、反則的にかわいい写真絵本です!
犬や猫、チンパンジーやライオン、虎、カピバラといった動物、全部で25種類!

どのページも可愛すぎますが、私の場合特にこの…
ライオン

(P16-17より引用)

この表情!!!!
子ライオンちゃんが、母ライオンに頼りきっているこの安心に満ちた表情。素晴らしいですよね。そして…
シロクマ

ホッキョクグマさん、ダイブ!決定的瞬間です!
そして、すごいのはこのダイブしているときのホッキョクグマさんの表情。「やった~♪」みたいな何とも言えないいい顔してるんですよね。

この本は、子供向けの写真絵本ですが、写真集として見ても、動物好きをうならせるようなお写真がたくさん掲載されています。ほんと素晴らしい。

もちろん子供たちにもぜひ見てもらいたい!今度、姪っ子が遊びに来たら一緒に読みたいな、と思います。たぶん彼女も喜ぶはず。

福田さん、素晴らしいご本、本当にありがとうございました!

セマルハコガメに会いたい



突然ですが、亀も好き

爬虫類の中で断然好きなのは、「亀」です。
トカゲも好きですが、…いや、でもやっぱ断然「亀」ですね。うん。

突然な思い付きのようですが、ついこないだ、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター研究員の方々の発表で「亀の甲羅はあばら骨(肋骨)から背面に広がってできることがわかった」といったニュースを見て、そんなことをふと思ったわけなんですが。

亀と言っても本当にさまざまな種類がいますよね。
たとえば世界最大の亀は「オサガメ」です。甲羅の長さが何と約2m、900㎏ほどにもなるというんですから驚きます。すごすぎますよね!!!かっこいい!!!!

日本では、以前は名古屋湊水族館で飼育されていたらしいのですが、現在はいない様子。ネットでいろいろ検索してみても、亀マニアの皆さんが、ぜひ見てみたい、とおっしゃられているので、やはり自然環境下でないと見ることが難しいんですね。

さて、一方、日本では、どんな亀がいるのかというと、よく見られる外来種も含めて「6科11属13種(2亜種)」が確認されているようです。

オサガメも上陸はしてないですけど近海には来たりしてるみたいなので、それもオサガメ科としてカウント。
ウミガメ科のアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイ、スッポン科の二ホンすっぽん、イシガメ科のクサガメ、二ホンイシガメ、ミナミイシガメ、セマルハコガメ(ヤエヤマセマルハコガメ)、などがいます。

セマルハコガメに会いたい
さて、そんなカメさんたちの中で天然記念物に指定されている「セマルハコガメ」が今回の主役です。「セマルハコガメ」は、日本だと、石垣島・西表島に生息している「箱亀」です。

なんというか、亀というと「頭と手足をひっこめる」っていう印象ですよね? この箱亀さんたちは、さらに一歩攻めてる(いや守ってるというか;)んですよ。
胸とおなかの間に蝶番(ちょうつがい)みたいなのがあって、ひっこめるだけじゃなく、腹甲でビッタンと閉めちゃうんです。蓋したみたいに。結果、箱みたいにきっちりした感じになるので「箱亀」とよばれてるんですね。

以前から、ぜひ現地で会いたいなあ、と思っていたんですが、残念ながら会えずじまい。石垣島、そこそこ回数行ってるのになあ。
石垣島によくいく友人や在住の友人が言うには、「その辺でよくみる」そうですけど、タイミング外してなかなか会えなかったのです。
セマルハコガメの焼き物

(余りに会えなくて悔しくなって、衝動買いしたセマルハコガメの置物。「内臓までちゃんと作ってるさ」と言われてついつい3000円で購入した。)

ところが(もう二年前になっちゃいますが;)、久しぶりに上陸した西表島で、ついに出会うことができました!!
セマルハコガメおおおお!!いた~!!!
本当に草むらに普通にいました!

見てください、この甲羅の美しいこと。写真の色でちょっとあれですけど、ほとんどオレンジのような輝きのある茶色と、深いこげ茶色のコントラスト。

あんまり、うれしくて私が興奮しすぎたせいでしょうか。
居心地が悪くなったみたいで、もっと深い草むらへと逃げて行ってしまいました。ううむ。草むらであんまり写真がうまく撮れなかった。何しろ突然のことで携帯しか持ってなかったし。ううむ無念。
セマルハコガメの焼き物おそらくこんな感じでした!たぶん!

実はそのあと、石垣島の宿に戻ってから、庭にいるのを発見しました。そして、散歩してても発見しました。わあ、「その辺にいる」って本当だ。いったい私はこれまで何を見ていたんだろう…。節穴…。

それはともかく、こんなに美しい亀がいる場所って最高ですね!
また石垣島に行きたいなあ。次回行ったらかなり発見できる自信ありますよ…。

 

 

 

【犬スペシャル】琉球犬に会いたい!③



かっこいい!トゥラー(虎)柄

さて、そこで皆さん。「トゥラー(虎)」ってどんな感じの柄なの?と思いますよね??
これがまあ、かっこいいんですけどね!
虎この子!この子は「黒トゥラー」かな??
それと…
赤虎この子とか!
この子の柄は多分赤トゥラー(虎)???

わかります皆さん。もっといい写真はないのか、と言いたい気持ちは…
しかし。……すみません。動きが早すぎて写真ぜんぜんうまく撮れませんでした。ブレてない写真がほとんどないんですよ…^^;。
でも、「虎柄」がどんなものかを皆さんに観ていただけたらいいか、ということでどうかお許しください。

さて、こんな感じで、保存会で現在認定されているのは、「赤虎」「黒虎」「白虎」の三色のトゥラーと、前回ご紹介している「赤」(*赤は茶色のこと)の「アカイン」、この四種類です。

また、アカインには、鼻先のあたりが黒っぽい「マスク」と、鼻先が赤く目が金色の「ゴールドアイ」があるそうです。新垣さんのお話では、この純粋な金目というのはは世界的に見ても非常に珍しい遺伝因子で、ほかにはオーストラリアの在来犬に出るくらいなんだそうです。
キンメ

この子の明るい目、これが「ゴールドアイ」なんだそうです。日陰で見ると薄い茶色に見えますが、角度で確かにゴールド?って感じできらめきます。

白、黒、ゴマ、アイボリーもいます
そして、まだ正式には認定していないとのことですが、これ以外にも白・黒(ものすごく珍しい)・ゴマ・アイボリーなど十種類の毛色があるんだそうです。

「ほらほら、こっちに白とアイボリーがいるよ。生まれて50日くらいかな~?」
新垣さんがおりを開けてくださいました。その瞬間…

どわ!!
白とアイボリーめちゃくちゃ元気です!白とアイボリーの小犬ちゃんたち登場!
興奮しすぎて一時も止まりません。私の手をなめたと思ったら、二人で上になったりしたになったり、ゴツゴツ壁にぶち当たってますけど、そんなことも気にせず大暴れです。

しゃ、写真撮れない…
大興奮新垣さんが、見るに見かねて、抱っこしてくれました^^;。
白うわああ、かわいいいい!!!
この子は「白」です。

そして…
アカインこの子は「赤」。これで大体一か月。丸々太っててかわいいですね。コロコロ~~。
アカこの子の目、今はうすい青色ですが、大人になると金色になるんだそうですよ。

いや~~。かわいいですね~~。。ほんっとに!!!

「譲ってくれって来たお客さんはさ、男の人だとトゥラーがいいって言って、女の人とか子供は赤とか白とか単色のがいいっていうんだよ。で、家族できたら奥さんの意見で決まっちゃうことが多くてさ~(笑)」

と、新垣さん。なるほど、なるほど。なんかわかります。

確かにトゥラーは野性味あふれてかっこいい感じで、単色の子たちはどっちかっていうと可愛い感じ。

いや、でも、私だったらもう何でもいいや~、どれも可愛いや~~。
とデレデレしていると、新垣さんが「ほしくなったらまた来たらいい、遊びに来たらいいさ~」とにっこり。

ううう。ありがとうございます。

新垣さんは、譲渡もしてらっしゃいます。もちろん頭数に限りはありますが、分けていただくことは可能です。ああああ、いいなあああ。

もっともっとみんなに知ってほしい
さて、こうして至福の時は過ぎ去り、お暇することになりました。
お話をたっぷり伺った上に、ワンちゃんたちともたっぷりたわむれさせていただき、さらには奥様の手料理でお昼までごちそういただいちゃうという…^^;
いや~、もうなんか申し訳ないほど楽しい時間でした。

私は、この貴重な時間を過ごさせていただき、本当に楽しかったので、沖縄在住の友人にも琉球犬の存在についてアツく語ったりしたのですが、意外なほど皆さん「琉球犬」の存在自体、知らなかったりしました。
なんだかそれはもったいないなあ、とつくづく思いました。

犬というのは、もっとも古くから人間とともに生活してきた『コンパニオンアニマル』です。特に琉球犬は、縄文時代のころからずっとともに歩んできたパートナー。そんな存在が今もちゃんと息づいているということは、とても素晴らしいことだと思うのです。

ぜひ、この身近で貴重な存在にもっと沖縄の皆さんも気づいていただけたらと、願ってやみません。もちろん、私のような県外の犬好きの皆さんにも、この感動をお伝えできたらと願っています。

最後になりますが、取材にご協力いただきました新垣さんに改めて御礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!また、会いに行きます!!

(終わり)

 

【犬スペシャル】琉球犬に会いたい②


琉球犬保存会の元会長、新垣さんのお宅へ
レンタカーを借りてむかったのは与那原町。那覇市内から車で30分弱くらいです。沖縄本島の南部に属する場所です。

「今日もあいにくの雨だねえ」
新垣さんは、そう言いながらにこにこと迎えてくださいました。
実は、本当に予定していた日は、嵐のような大雨だったので、日程を変更していただいたのでした。それでもやっぱり雨が降ってしまってましたが、梅雨入りした沖縄ですからしょうがないですね。これくらいで済んでよかった、という感じです。

早速おいしいコーヒーをごちそうになりながら、琉球犬についてお話を伺いました。

新垣さんは、獣医師で、長らく沖縄県職員として勤めておられました。「琉球犬保存会」を設立するきっかけになったのは、沖縄県動物管理センターで所長をされていたときのこと…

野犬として保護される犬の中に、昔から地元で「トゥラー」と呼ばれていた犬がまれに含まれていました。新垣さんはその犬たちのかわいそうな姿を見ていて、「このままではトゥラーがいなくなってしまう」と危機感を持たれたんだそうです。

沖縄では、古くから虎柄の在来犬のことを「トゥラー」(虎)、茶色の在来犬のことを「アカイン」(赤犬)と呼んで一緒に暮らしてきました。でも、その存在はあまりにあたりまえで、その犬たちが徐々に姿を減らしていることに、なかなか気づかなかったのでしょう。
ほかの地域の在来犬も、ほとんどがそのような流れで、結果消滅してしまいました。「いなくなってしまう」ということに気付けるかどうかが、大きな分かれ道と言えます。

そのことに気付いた新垣さんは、同様な危機感を持った有志のお友達と「保存会」を発足させました。そして、「トゥラー」「アカイン」を「琉球犬」(りゅうきゅういぬ)と名づけ、名称を統一。保存のための調査にも乗り出しました。
琉球犬・アカイン           (写真は新垣さん宅の「アカイン」。とっても陽気!)

「岐阜大学(当時)の田名部雄一先生と一緒に調査しました。田名部先生の遺伝学的調査結果によると、琉球犬はとても古い犬であることがわかったんです。日本国内ですと、最も近いのは北海道犬。縄文時代の古い犬に近いんですよ」

「北海道犬」といえば、あのソフトバンクの「お父さん犬」で皆さんよくご存じと思います。その名の通り、北海道の犬ですが、最も寒い地域の犬と、最も暑い地域の犬の種類が近い種というのは面白いですね。

「そうそう、でも、琉球犬は暑いのにも強いけど、寒さにも強いんですよ。福島県に譲渡した子犬がいますが、すぐに下毛がたくさん生えてきて、ちゃんと冬に対応できてる。雪を見てはピョンピョンはねて喜んで、元気にしてるって」

なるほど~。犬は、もともと寒い地域の動物ですから、寒さに適応できるのかもしれませんね。

少しずつ数が増えて、県外にも
保存会発足当初は17頭だったという琉球犬も、皆さんの努力でだいぶ数が増えてきたそうで、最近では、県外にも猟犬や家庭犬として譲渡されているそうです。
琉球犬は、もともと本島北部の山原地帯や、石垣島で「イノシシ狩り」の猟犬として活躍していた犬。猟犬としてもとても優秀で、特別な訓練をしなくてもすぐに狩りができるDNAを持っている(本能)そうで、県外でも猟犬として大活躍しているとのこと。

「家でも飼いやすいと思いますよ。ちょっと内弁慶な性格でね。ヌシがいないと内気だけど、ほんとは陽気で人懐こい性格。番犬としてもいいよ。なれない人が来たら吠えるけど、ヌシが来たらすぐ吠えやむ。つられ鳴きもしない」

おお、確かに!

というのも、私が車で前を通り過ぎて新垣さんに家の中に案内していただくまで、みんな吠えてたんですけど、すっかり鳴きやんでます。
普通、犬を飼ってる方はお分かりと思いますが、犬が10頭ほどもいたら、誰かしら鳴きやまず、また鳴きやまない犬につられてまた吠え出したり、…となかなか収まらないですよね。それがこのピタッと鳴きやむ感じ。新鮮です。
アカイン                 (ものすごくフレンドリー。匂いチェック中。)

「だから、都会でも飼いやすいはず。体臭もないし食事も小食でね。優しいし。…あ、でもちょっとあれなのは小動物にはさっととびかかるよ。ネズミとか猫とかカエルとかね。あとよく『穴掘り』するね」

狩りをする犬は、よく穴掘りをします。オオカミもそうですが、子どもを産んで育てるときには、穴を掘りますし、また地中にいる小動物を捕食する目的もあります。
琉球犬もやはり、狩りをする犬ですから、その本能をよく発揮するんでしょう。

(続く)

【犬スペシャル】琉球犬に会いたい①



地の犬を、その土地でみたい
私たちの日本には、各地にたくさんのご当地言葉や文化があるように、その土地の「犬」もいます。

もっともメジャーなのは、国の天然記念物に指定されている6犬種でしょうか。
:北海道の「北海道犬」。*別名アイヌ犬。ソフトバンクのお父さん犬で有名。
:秋田県の「秋田犬」。*忠犬ハチ公で有名。
:本州各地に分布する「柴犬」。
:山梨県の「甲斐犬」。
:四国の「四国犬」。
:紀伊半島の「紀州犬」。
そして、この国指定天然記念物以外にも、県の記念物指定されている犬種もいます。例えば甲州柴犬系の一種とされる「川上犬」や、今回の主役、沖縄県の「琉球犬」です。

今回、沖縄に行くにあたり、長らく拝見してみたいと思っていた琉球犬をぜひ取材しよう、と考えました。というのも、年に何度も沖縄に行っているのに、「琉球犬」を生で見たことがないのです。つまり、ちゃんと狙い定めていかないと出会えないのが「琉球犬」なんですよね。

日本犬は「文化財」
さて、こういう時、私は迷わず県庁に電話しちゃいますよ! 「どなたかご存じないでしょうか?」なんて言って遠慮なく縋り付くと、たいがい親切に教えてくれるんです。

今回も県庁に電話しましたら、なんと『文化財課』にまわしていただきました。
なるほど、そうか…。
犬の天然記念物、というのは『文化財保護』の範疇なんですね!

確かに、野生動物じゃないですから、言われてみたらその通りなんですけど、この一事は、「犬」という存在が人間にとってどんなものなのか、を教えてくれます。「犬」の種を保存するというのは「文化」なんですよね。

なんて、一人静かに感動していると、文化財課の方から、琉球犬保存会設立メンバーで、元会長の新垣義雄さんに連絡することを薦めていただきました。

新垣さんは、「生きた文化遺産・琉球犬ブログ」で琉球犬について、また保存会設立への経緯なども詳しく書かれています。
早速、メールをお送りしたところ、「ぜひ遊びに来てください」という温かいお返事が!
勇気を出してお願いしてみてよかった!

そして来沖。
あいにくの雨でしたが、レンタカーを借りて小さな菓子折りを持って、新垣さんのお宅へと向かいました。

(続く)

 

 

首里城公園の謎の鳥・バリケン(大繁殖中)


沖縄でもっとも有名な観光地の一つは多分、首里城でしょうか。
この美しい王城は、沖縄戦の悲劇により全焼し、現在の姿は1992年の再建です。再建とはいっても、構造はもちろんのこと、在りし日と同様に壁は漆で塗装されてたりして、相当ちゃんと築造していて、とても美しい建物だと思います。
#15世紀から19世紀まで続いた琉球王国については、後日レキベンでご紹介したいと思ってます…

首里城には北のほうにこれまた美しい池「龍潭(りゅうたん)池」と「円鑑池」があります。
これらは人口の池で、15世紀初頭に庭の一部として建造されたものだそうです。
私はこの池が大好きで、首里城に上らない時でもこの池だけは必ず訪れます。

そんなわけで今回もまずはこのエリアに足を運んだのです。すると…
バリケンあ!
またこいつらいた!
バリケンなんか風景に馴染んてきてるし!!

この鳥、なんて鳥、なんだかわかります??
この鳥は「バリケン」という鳥なんだそうですよ。もともと南米原産の〔野バリケン〕という野生のカモの一種を家畜化したもので、タイワンアヒル、フランス鴨と呼ばれるもの。
食用で導入されたんですが、食用として定着することなく野生化したみたい。

ちなみに、ネットで検索してみたらこんなサイト(「バリケン情報サイト バリコレ」)があったりして好きな人は結構いるのかな??こちらを拝見すると、沖縄だけでなく全国にいることがよくわかります。
バリケン

全体的には、アヒルに近いかな。でもアヒルよりも脚が短くて、顔が赤い。がらもいろいろありますね。(それにしても弁天堂の前に悠然とたたずみまったく動かないこの子…。どうなのよ^^;)
bariken-3あれあれ!?
子連れの子がいますよ!うっわああ!
bariken-5かわいい!!
bariken-4ひよこってなんでこんなにかわいいんでしょうね~~。この黄色いベースのふわふわボディ!たまりませんよねえ!

それにしても、ひよこ連れのバリケンちゃん、このファミリー以外にもわらわらいました。おそらく天敵は、猫くらいですくすく元気に育っちゃうんでしょうね。
それにしても増えたなあ。ちょっと増えすぎだなああ。

こういった外来種の問題は難しいですね。あくまでも持ってきたのは人間だし、彼らのせいじゃないんだけど、そもそもそこにあった生態系のバランスを崩してしまうことも考えられます。
bariken-6それにしても、まったく逃げないバリケンちゃんたち。悠然と構えたその姿は、かなりこのエリアにマッチしてきちゃってるなあ、と思いました。

【ニュース】こども動物自然公園でミナミコアリクイの赤ちゃんが誕生!


大好きな動物園「こども動物自然公園」で、ミナミコアリクイの赤ちゃんが生まれてました。
最近ちょっと忙しくてサイトチェックしてなかったんですよね~~><。

これは早めに会いにいかないと!
ミナミコアリクイ、ほんっと~に可愛いですから!
お母さんの背中に乗って移動してますから!!

たまらん♪♪

春は赤ちゃんラッシュで嬉しいですね♪

埼玉県立こども動物自然公園
http://www.parks.or.jp/sczoo/news/index.html

「発酵の里 こうざき酒蔵祭り」②自分が自然の一部であること


ちゃんとしたものは美味しいのですね~
きれいな糀をもりもり試食させていただき、糀を購入。1キログラムで700円です。なんだかとても得した気分!

それにしても、たくさんのお店が出て、おいしそうなものが勢ぞろいしていて、目移りしまくる私たち。すべて食べたいですかが、そんなにたくさん食べられないので、4人で真剣に相談。「今日はとにかく「発酵食」を最優先に!」と意志を共有しました。

そして、食べまくったのが…

天然酵母パンのサバサンド
マイグルト(ヨーグルトドリンク風の乳酸発酵飲料)
ナチュラル製法のソーセージ
コーヒー
天然酵母グリッシーニ
玄米餅のぜんざい
玄米おにぎり(塩麹サバ)

思い出せるだけでもこれだけ食べましたよ。味見も入れたらこれの倍はあったかも。
それにしてもよほど夢中だったんでしょう。食べ物の写真撮るの忘れました。
味見、と言えばなんといっても、寺田本家では、試飲し放題でしたし!
寺田本家
寺田本家のなかでは、自慢の日本酒飲み放題!さらにどぶろくも飲み放題!
私はお酒はほとんど飲めない下戸ですが、それでもやっぱりいただきましたよ~!醍醐のしずくこの美しい液体をご覧ください!
これは、「醍醐のしずく」というお酒。体験したことがないくらいフルーティ! ものすごく飲みやすいんですが、酸味も甘みもすごく強い。とても個性的。なのに、まったくくどくないのです。
これは、美味しい!
kura13
S氏から、このお酒のおいしさについてはあらかじめ教えてもらってましたが、これは飲んでみないと分からなかったかも。というのも、私はいつもだったらお酒弱い体質なので、すぐ頭痛くなっちゃったりするんですけど、そういう体への負担を感じないのです。
すごいなあ。
どぶろくどぶろくは一杯100円。どぶろく、っていうか、発酵米のスムージー、またはポタージュって感じの濃度でした。
とろっとしてて、コップから口元までなかなか下りてこないほど(写真撮るの忘れたけど^^;)。そしてやっぱり酸味もコメの味も濃い!お酒を飲んでるというよりは、薬膳スープを飲んでるような感じ。

すごいなあ。ちゃんと作るとこんなに濃厚で美味しいんだなあ。

寺田本家

イベントも充実してました。酒粕や糀の料理教室やセミナーも開催しましたし、ほんとに至れり尽くせり。セミナーは満員で、参加できませんでしたが、すごい楽しそう。来年はぜひ参加してみたいと思いました。

それにしても、本当に素晴らしいイベントでした。
丁寧に真面目に、無理なく作ったものは美味しい。それを私たち消費者が理屈じゃなく、まず体感することができます。
そして、それをうけとって喜ぶ人の感謝の言葉と笑顔を、生産者はちゃんとその場で受け取ることができる。生産者は、きっとその感謝の言葉や笑顔を糧に、自己肯定することができ、信じた道をまた歩んでいくことができると思うのです。

人はどこまでいっても「自然」の中に生きています。
ビルの林立するアスファルトに囲まれた場所であっても、人間が地球上にある物質から作ったものである限り、それは自然の一部なんじゃないかな、と思うのです。
実際、どこにでも菌やカビ、ダニなどの生物はたくさんいますし、私たちの体自体が微生物の塊です。

それを忘れてはいけない。

美味しい食べものでおなかをいっぱいにしながら、そんな思いを新たにしました。

とりあえず、発酵食のお料理をたくさん作るぞお!
そんなわけで、帰宅するなり、、塩麴・しょうゆ麹・甘酒を仕込みました。そして酒粕を使った天然酵母パンも作る予定です!
kura14*写真は玄米酒粕とごはんを混ぜて作っている、元種。プチプチという発酵の音がするんですよ!

 

 

 

「発酵の里 こうざき酒蔵祭り」①菌やカビへの感性


海外に行くときには必ず訪れてきた成田。 でも、あんなに成田にお世話になりながら、空港外に降りたことがなかったのです。
そんなひとが多いのではないでしょうか。
成田には、成田山新勝寺もあるし、お寺好きなくせになぜ下りない…?、と自問してしまいますが、理由は簡単。これから海外に行くぞという気合満々な時と、早く家に帰って、日本のごはん食べたい~!と、気がせいてる時に成田にいるから^^;。そりゃ、お寺に寄ってる場合じゃないんですよ…。さすがに。

しかし今回は、初めてその「成田」に上陸?できました!

成田、と言っても、正確にはお隣の香取郡神崎町というところ。こちらで17日に開催された「発酵の里 こうざき酒蔵祭り」にいってきたんです!

私のお出掛け友だちS氏は、以前から自分でもお酒を造ったりして、発酵にもかなり詳しい。 今回も、「発酵にこだわっている蔵元が中心になって開催されるお祭りがあるから行こうよ~」と誘ってくれました。

その「発酵にこだわっている酒蔵」というのは「寺田本家」さんという蔵元。 HPを見て、はたと気づいたのですが、このお店ってこないだ参加した「たねと食のおいしい祭り」で、お店出してた蔵元ではありませんか!! あらあら、なんだかいろいろつながってしまいます!

そんなこんなで、下総神崎(しもうさこうざき)駅に到着!日暮里駅から成田で乗り換えて1時間40分ほど。 今回のメンバーはSさん、Kさん、Yさんと私の4人組。このメンバーは一緒にオオカミ信仰の神社に行った時のメンバー!面白好き・面白がり度が同じで、一緒に行動すると本当に楽しい、絶妙なメンバーです。

電車で合流してからも、久しぶりのおしゃべりが楽しくて、一時間半なんてあっという間。気が付いたらもう現地、って感じ。

そして、駅を降りたらさっそくお出迎え!今日のお祭りの中心的存在の寺田本家の銘柄「五人娘」の樽がででんとお出迎え。否が応にも期待が高まります。

神崎駅前

駅から会場まで無料送迎バスが出ていたので、バスに乗って会場へ。私たちがついたのは11時過ぎでしたが、もう会場周辺は大盛り上がり。たくさんの出店が軒を連ねています。

早速引き寄せられてしまったのが、糀屋さん。
糀
「ほら、真っ白なはなが咲いてるよ!食べてって食べてって!」
糀って、そのまんま食べられるんですか?と驚く私たちに、まあまあ、食べてみてよ、と味見させてくれました。 おお、初体験ですよ!
糀といえば、最近塩麹とかメジャーですし、私も塩麹は良く食べているので、なじみはあるんですけど、こんなにフレッシュな麹菌を食べるなんて、初めて。
白い花みたい

白いふわふわがきれいです!勧められるままパクパク。 ほのかな甘さと、かすかな香ばしさが…。美味しい!

でも、はたと思いました。もし、こういうものが食パンに生えてたら間違いなくゴミ箱行きと判断してしまうでしょう。そう考えた自分を感じて、自分の菌やカビに対する感性の低さに改めて驚きました。自分はあまりにもこういうことを知らなすぎる、と。

菌とカビって、なにが人体に有害か無害かって、実はよくわからないですよね。発酵食品は菌やカビがなければできないし、ペニシリンはアオカビから抽出されたものだし…

健康にいいといわれる食品の多くが菌やカビによって出来上がる発酵食品です。みそやしょうゆ、お酒や漬物、ヨーグルトやチーズ。
私たちの祖先は、菌やカビと賢く付き合っていたんですよね。その力を利用して体を健康に維持してきたし、菌からしたら、人間の体に共生して子孫を増やしてきたわけで。
まさに、ウィンウィンの関係。

ところが、科学が進歩するにつれ(進歩した、と信じていた?というか)、菌やカビは悪者になっていきました。食品が腐るのは悪、カビなんてもってのほか!
大量生産で安定した品質のものを供給するには、そういう不安定な要素は悪でしかありません。そのために、たくさんの添加物を入れて菌やカビが生きられない環境を作り出してきました。

そんな、菌やカビと敵対するような考え方が主流になって今日に至るわけですが、その流れもここ数年で大きく変わろうとしています。
変わるというか、元に戻ろうとしている、といったほうがいいですよね。

私は、この真っ白い菌糸に覆われた糀をモリモリ食べながら、今日はそういう「菌やカビに対する健康な感性」を取り戻したいなあ、と思い始めていました。
(続く)

 

苔(コケ)にあいたい~鎌倉観察会編②鎌倉ぐるりコケだらけ!


生き物の生存戦略??
北鎌倉駅からまだ歩いて数メートルの段階で、早くも3種類のコケを教えていただいちゃいました。今回、N先生はあらかじめ下見までしてコースを選んでくださったそうで、動きに全くむだがありません。確実にコケを見せてくださいます。

東慶寺からまたちょっと行ったところにある『去来庵』(ビーフシチューで有名なお店です)の門前にある大きな石の前でストップ。 ヒメジョウゴゴケ

ちょっと写真が見づらいかもしれませんが、このグレーの粒粒して見えるもの、これが「ヒメジョウゴコケ」という地衣類の一種だそうです。「子器」と呼ばれる部分がじょうごの形をしてるので、こういう名前になったとのこと。
さらに、N先生のお話では、この地衣類は銅に汚染された場所に生えるものらしいです。汚染というと何だかコワイですが、例えば屋根が銅版で葺かれてたり、樋が銅でできてたりしますよね。そうすると、そこをつたった水が、下に落ちた時に銅成分を含んでいるんですって。それによってそこのあたりの土には多くの銅成分がしみ込んでるんだそう。なので、銅は生き物にとって毒なので、そのあたりには、銅に強い(もしくは銅を好む)生き物しか生えてこないんだそうです。
これも、生物の「生存戦略」ってやつでしょうか。ほんとに自然界というのは、よくできてますよね。

さて、この観察会では実にたくさんのコケをN先生にご紹介いただいたんですが、私の脳味噌の性能が悪く^^;、さらに自分が書いたメモが汚すぎて判読できない、という情けない状況なので、ここからは印象に残ったものをピックアップしてご紹介してまいりましょう。

東慶寺からほど近い浄智寺の門前に、池と石橋がありました。その池にはふわふわと緑のものが浮いてまして…
koke15

ちょっとだけ掬って観察。終わったらすぐに池に戻しました。自然のコケはとっちゃダメ!なんです。

ちょっとだけ掬って観察。終わったらすぐに池に戻しました。自然のコケはとっちゃダメ!なんです。

水面に浮遊したりするコケの一種で「ウキゴケ」というんだそうです。先のほうがY字になっていて、そのまた先がY字になってどんどんわかれて増えていくとのこと。
水の上にもコケがあるなんて初めて知りました!

続々と現れるコケの皆さん!」
浄智寺からちょっとだけハイキング気分で源氏山公園を抜け、銭洗い弁天へ。
この道すがらもたくさんのコケを観察することができました。

印象深かったのは、浄智寺裏手で教えていただいたこちら!
モジゴケ「モジゴケ」という地衣類の仲間。ちょっと遠目かもしれませんがよく見ていただくと、黒い筋のようなものがたくさん見えてきます。これ、組合せによっては文字みたいに見えるんです。なので「モジ」ゴケなんですって。この黒いのはは『子器』なんだそうですが、なんだか不思議な生き物ですよね。
ウメノキゴケ

こちらは源氏山公園で観察した「ウメノキゴケ」という地衣類。
排気ガスなどに弱くて、空気のきれいなところにいる地衣類なので、大気汚染の指標によくつかわれるんですって。
地衣類は成長がゆっくりなので、ここまで大きくなるにはかなりの年数が必要だそうですよ。

一度見つけると、だんだん見えてきます
さて、こんな風に観察していきますと、いつも見ているはずの風景の中に、コケはたくさん生きていることがわかります。まさに私の目は「節穴」。自分がどれだけ選択的に風景を見ているのかを自覚しますね。
でも、こんな風に教えていただきますと、単なる木のシミだと思っていたものが、何年も生きてきている地衣類だったりすることがわかります。
これって、すごい「気づき」ですよね。

先生と歩いていてつくづく思いましたが、鎌倉ってそこらじゅうにコケや地衣類がたくさんあるんです。特に先生が観察会のために、と選んでくださった場所を歩いたということはもちろん最大の要因と思いますが、それにしても、コケだらけでした!
寺好きゆえに、鎌倉には結構きていますが、こんなに生き物にあふれている場所だとは知りませんでした。改めて感動してしまいました。

帰宅してから、散歩していると自宅の周りの木も地衣類がたくさんくっついてます。みてなかったんですね。っていうか、これが生き物だ、ということと直結しなかったので、注目してなかったんですよね。

いまいち記憶力も悪いし、あれな私ですが、N先生の観察会に参加させていただいて、「コケ」という存在に「気づく目」を与えていただいたと思います。
そんな新しい目で見てみると、若干気持ち悪くなるくらいこの世の中はいきものだらけですよ!(笑)
嬉しくなっちゃいますね!

最後になりますが、お忙しい中ご用意いただき、ご案内いただいたN先生、本当にありがとうございました!そして、お誘いくださいましたYさんも本当にありがとうございます。また遊びに行きましょうね~~!

(終わり)